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W杯上海大会(女子F)、菅原智恵子初優勝!

 フェンシングワールドカップ上海大会は、3月6日に上海で行われ、菅原智恵子(宮城クラブ/鼎が浦高教)がイラリア・サルバトーリ(イタリア)を15−6で破り、優勝した。日本フェンシング協会によると、W杯で日本女子が優勝するのは初めて。
 菅原は気仙沼市出身の28歳。

 この優勝で、現在11位の世界ランクが7位にアップ!
 大会の結果は、FIEのHPに載り次第紹介します。

 さて、今度の週末は、高円宮杯だ!

(以下、3/8河北)
 フェンシングのワールドカップ(W杯)中国大会女子フルーレ個人で6日、アテネ五輪代表の菅原智恵子選手(28)=鼎が浦高教=が日本の女子で初の優勝を決め、菅原選手の地元・宮城県気仙沼市をはじめ、宮城県内のフェンシング競技関係者にも喜びが広がった。

 菅原選手が顧問を務める鼎が浦高フェンシング班の生徒たちは、恩師の快挙に「菅原先生、すごい」と大歓声。班長で2年生の遠藤萌子さん(17)は「先生はアテネ五輪を経験して、さらに大きくなった感じがしていた。夢は実現できるということを教えてもらった」と興奮気味に話した。

 鼎が浦高は4月に気仙沼高と統合し、新「気仙沼高」になる。フェンシング班後援会の菊田清一会長(56)=気仙沼・本吉広域消防本部長=は「歴史に残る快挙で、鼎が浦高の最後に花を添えてくれた」とたたえた。
 指導者と競技者とを両立させる菅原選手に、県協会の千葉卓朗会長(71)も「二足のわらじで苦労もあったと思う」とねぎらった。

 県高体連専門部の菅野定行委員長(仙台南高監督)は「今回のW杯は出場選手のレベルが高かった」と優勝を評価。仙台南高の丹野紗貴女子主将(17)は「世界の舞台で優勝するのはすごい。昨年秋に試合を見た時、試合前から集中力の高さが伝わり、圧倒された」と感心していた。

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 記録はこちら。参加66人。括弧内は3/8現在のW杯ランキング。W杯ポイントは32位までに付与。

優勝  菅原 智恵子  宮城クラブ  (7)
23位 藤原 仁美 埼玉クラブ (69)
38位 大友 慧     日体大  (179)
43位 佐藤 千晶   日体大   (229)
46位 川西 真紀 香川クラブ  (62)
47位 寺下 真葵   中央大   (232)
50位 坂崎 恵子 (238)
51位 牛島 あやむ (240)
52位 舟山 紗智    専修大 (241)
57位 鈴木 彩香  専修大   (177)
60位 佐々木 智子  専修大   (251)
65位 野口 菜緒 朝日大   (199)