フェンシングつれづれ(RENEWAL)

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国体3日目

少年男子フルーレ
7・8位決定戦 京都  2−1 群馬
5・6位決定戦 大分  2−1 島根
3・4位決定戦 新潟  2−0 富山
決勝      岐阜  2−1 千葉
(岐阜は11年ぶり4度目の優勝)

成年女子フルーレ
7・8位決定戦 大分  2−1 栃木
5・6位決定戦 和歌山 2−0 埼玉
3・4位決定戦 群馬  2−0 秋田
決勝      京都  2−0 山形(京都は初優勝)

 全試合結果はこちら

団結の剣で頂点 フェンシング少年男子フルーレ岐阜選抜(2010年10月05日09:48、岐阜新聞)
 “高い志”で結束した3人が県勢11年ぶりとなる優勝の主役を担った。フェンシング少年男子フルーレの岐阜選抜は「楽な試合は一つもなかった」と鈴村元宏監督(大垣南高教)も振り返る混戦を制覇。まとめ役を担った丹羽研輔(羽島北高)は「優勝するんだという決意があったからこそいつも以上の動きができた」と胸を張った。
 予選プールから決勝まで7戦全勝ながら、うち6試合で1―1から最終3番の岡安瞭治(揖斐高)が勝負強く勝った。地元千葉勢を迎えた決勝でも同様だった。アウェー感漂う中で、岡安は混戦の東海ブロック大会を制し国体出場を決めた時の決意を思い起こした。
 今季の全国高校選抜大会は鳥羽(三重)が制して、全国高校総体団体は愛工大名電(愛知)が優勝した。「次の国体優勝は自分たち岐阜の番」。東海を制するものは全国を制す―。信念を岡安が剣さばきで体現した。相手が果敢に攻めてくるところを冷静にかわし突く「自分らしいスタイル」で得点を重ねて勝利。個人6戦全勝と大車輪の活躍に、指揮官も「心強かった」と褒めたたえた。
 個人7戦6勝だった2年生の1番伊藤真(大垣南高)も喜び、そして誓った。「来年もまた東海を制し国体に来たい」。国体連覇宣言と同義だ。