フェンシングつれづれ(RENEWAL)

フェンシングつれづれ(はてなダイアリーより移行中)

世界選手権男子F団体

・男子フルーレ団体1回戦  日本(4)45V−22 クロアチア(29)
淡路卓、太田、千田健太 R三宅)

・男子フルーレ団体2回戦  日本(4)45V−40 イスラエル(20)
淡路卓、太田、千田健太 R三宅)

・男子フルーレ団体準々決勝 日本(4) 45V−38 ドイツ(5)
淡路卓、太田、千田健太 R三宅)


イタリア(1)45V−40 韓国 (9)
 いや、8人目にイタリアが11−0で大逆転!
フランス(6)30−45V ロシア(3)
イギリス(10)29−45V 中国 (2)

・男子フルーレ団体準決勝
イタリア 45V−30 日本
(三宅→淡路卓、太田、千田健太
日本、なんと淡路を外し三宅スタメン!しかし・・・。
ロシア  38−45V 中国

・3位決定戦 日本 45V−42 ロシア
淡路卓、太田、千田健太 R三宅)
 日本、史上初の団体銅メダル!

・決勝 中国 45V−42 イタリア
 最後に相手の反撃を断った大黒柱で24歳の太田が、フェンシングの本場で目の肥えたファンに「どうだ」と言わんばかりに両手を上げた。男子フルーレ団体の3位決定戦で日本が劣勢をはね返し、鈍く輝くメダルを得た。25歳の千田、21歳の淡路とともに若き力が大舞台で躍動した。
 ロシア戦で日本は3人が対戦相手を代えて3回ずつ戦った。太田が最初無得点に終わるなど先行された。10点を追う状況で2回目のピスト(舞台)に立ったエースが本領を発揮して大量得点。太田は「点差を取り返したかった」と爆発して重苦しい雰囲気を打破。千田や淡路も流れに乗った。
 太田を追い掛けるように千田や淡路が力をつけた。2年後のロンドン五輪への着実な歩みを記し、世界に実力を示した日本は戦いの場を広州アジア大会に移す。「これに満足することなく頑張りたい」。飽くなき向上心を見せる太田を筆頭に、アジアの頂点を目指す。(共同)

 ■太田雄貴の話 「この大会に合わせてきた。団体としての3位は百点。今大会の経験は人生において財産だ」

 ■千田健太の話 「自分にとって世界選手権のメダルは初。素直にうれしい。(ロシア戦の)最初は足が思うように動かなかった」

 ■淡路卓の話 「初めての世界選手権で、初のメダルに自分がかかわっているのがとてもうれしい。ロンドンでは金メダルを取りたい」

 ■岡崎直人監督の話 「実力的に銅メダルはおかしくない。太田の精神面の強さが生かされた。チームで銅メダルを取れたのは本当にうれしい」(共同)