フェンシングつれづれ(RENEWAL)

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インターハイ3日目

 インターハイ3日目

・男子個人エペ決勝
山田優(鳥羽)15V−10 大石利樹(大分豊府)

・男子個人サーブル決勝
森翔一(札幌光星)15V−10 永田崚(鹿児島南)

・女子個人エペ決勝
山村彩和子(玉野光南)15V−10 千葉春菜(一関二)

・女子個人サーブル決勝
筒井孝朱(沼津東) 15V−14 橋本楓(三本松)

【全国高校総体フェンシング】女子サーブル 筒井(沼津東)が逆転で女王   (8/ 2 06:38)

鮮やか、突き3連続
 フェンシング女子個人サーブルは、筒井(沼津東)が鮮やかな逆転で女王に輝いた。
 土壇場で力を発揮した。橋本(香川・三本松)と15点先取の決勝。一進一退の攻防が続いたが、12―14と先にマッチポイントを奪われた。「2点差で厳しいかなと思ったけど、諦めるなという声が聞こえた」。積極的に前に出た。相手の剣をはじき飛ばして、3連続の突きでひっくり返した。
 応援席の両親やOBと、がっちり握手を交わした。筒井のコーチも国体に8度出場経験がある先輩の増田和正さんだ。週末は10年以上後輩の指導を続けている銀行員。「スピードは誰にも負けない。力は一番上だと思っていたが、決勝は諦めずよく戦った」と増田さんは後輩をたたえた。
 競技は高校から始めた。頭角を現したのは昨年、カデ(17歳以下)日本代表候補に選出されてからだ。年上のトップ選手と合同合宿で、足の運び方など技術を学んだ。ドイツ、ポーランドなど4度の海外遠征で経験も積んだ。1月にJOC杯カデの部で優勝した。
 「自分が一番練習してきたと言い聞かせて臨んだ。いい思い出になってうれしい」。本命の重圧から解放されて、笑顔が弾けた。将来は医者を目指しているため、これからは受験勉強だという。「帰ったら塾のスケジュールでいっぱいなんです」。剣を置き、ペンを持つ。成し遂げた夏は、もっと大きな力になる。(静岡新聞)

・男子学校対抗1回戦 仙台二 5V−4 金沢西
 二高は明日の2回戦、翔陽(熊本)と対戦。

・女子学校対抗1回戦 仙台南 5V−3 高松北

・女子学校対抗2回戦
仙台南    5V−0 米子南
福岡魁誠   5V−0 一関二
富山西    5V−0 宮崎南
田方農(静岡)5V−4 水戸女
揖斐     5V−4 田名部
和歌山北   5V−1 三島(愛媛)
金沢西    5V−0 大阪国際滝井
米沢東    5V−4 藤蔭(大分)
新潟     5V−2 鹿児島南
札幌大谷   5V−2 甲斐清和
聖霊女短大付 5V−0 神辺旭(広島)
翔陽(熊本) 5V−4 津東
玉野光南   5V−2 宜野座
東亜学園   5V−1 岩国工
北陸     5V−1 至学館(愛知)
埼玉栄    5V−2 諫早

 【愛知=至学館】1905年に中京裁縫女学校として創立の私立校。05年(平17)に男女共学となり中京女子大付から校名変更。生徒数は1289人(うち女子は781人)