伊藤選手のリオ五輪挑戦に支援を フェンシング、能代市出身
秋田県能代市二ツ井町出身でフェンシングの伊藤心選手（２５）がエペ種目個人で来年のリオデジャネイロ五輪出場を目指し、世界を転戦している。出場は来年３月までのワールドカップ（Ｗ杯）やＷ杯グランプリ大会などでポイントを稼ぎ、アジア２位以内に入ることが条件の一つ。多額の遠征費が掛かるため、地元能代では「伊藤心選手を応援する会」（会長・斉藤滋宣能代市長）が会員と支援金集めに奔走している。
伊藤選手は二ツ井高校、中央大を経て、ネクサスに所属。東京のナショナルトレーニングセンターを拠点に練習を積んでいる。昨季はＷ杯グランプリスイス大会で日本人男子初の３位に入る活躍を見せ、世界ランキング３０位に入った。今季は左手けんしょう炎の影響で３カ月間実戦から離れた。
リオ五輪出場は、１０月以降のＷ杯やＷ杯グランプリ計６試合でどれだけポイントを加算できるかが鍵を握る。「五輪出場が自分の夢。リオ、東京五輪に出て金メダルを取る」と力を込める。
会員の申し込み、問い合わせは事務局の畑山幸代さんＴＥＬ０９０・９０３１・６７７８、メールはｈａｔａｙａｍａ＠ｓｈｉｒａｋａｍｉ．ｏｒ．ｊｐ（さきがけ）
