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見延和靖、佐藤希望五輪出場確実に


見延、佐藤が五輪出場へ/フェンシング
 日本フェンシング協会は21日、エペ個人で男子の見延和靖(ネクサス)と女子の佐藤希望(大垣共立銀行)のリオデジャネイロ五輪出場が確実になったと発表した。見延は初、佐藤は2大会連続の五輪出場。4月に発表される世界ランキングで正式に決まる。
 世界ランキングに反映される最終戦のグランプリ大会(ブダペスト)が20日に終了し、見延は10位、佐藤は70位だった。この結果、2人は団体で五輪切符を得た国・地域の選手を除くアジア・オセアニア勢の上位2位以内と、日本勢のトップが確定した。
 28歳の見延は昨年11月のワールドカップ(W杯)で初優勝。29歳の佐藤は2012年ロンドン五輪出場後、結婚、出産を経て14年に復帰した。(産経/共同?)


 というわけで、まずはおめでとうございます。

 3/22の記事になるが、福井新聞の、しかもなぜか「フクナワ」というサイトにだけ、コメントが出ていたので紹介。
(以下記事)
 佐藤は最終戦の今大会までアジア・オセアニア大陸枠を下大川綾華(テクマトリックス)と争っていたが、わずか1・5ポイント上回って制した。
 今大会初日に五輪出場を確実にしていた見延は決勝トーナメント1回戦では、アジア・オセアニア大陸枠を争うカザフスタン選手を直接対決で破る実力をみせている。

 五輪出場は、昨年4月から今大会までの国際大会10大会のうち、上位7大会の通算ポイントが反映された世界ランキングで決まる。団体出場を逃した日本選手は、世界ランキングがアジア・オセアニア大陸で2位内に入れば出場できる。

■応援増え頑張れた
 佐藤希望の話 (結婚、出産から)復帰してからは世界ランキングのポイントもなく、ゼロからのスタート。どうなることか、どこまで行けるか分からなかったが、前回より応援してくれる人が増えた分、頑張れたと思う。周りのサポートなくしては復帰できない状況だったので、数え切れない方々のサポート、応援、本当にありがとうございました。見延選手と力を合わせ勝てるよう頑張ります。

■ようやく出発点に
 見延和靖の話 今大会で確定することができた。これまで4年間支えてくださった方々に感謝の気持ちを伝えたい。今大会(決勝トーナメント)初戦でカザフスタン選手に勝利し、自分の力でオリンピックを決めることができたと思っている。今はようやくスタートラインに立てたという気持ち。ここからはリオ五輪当日を想定して最高のパフォーマンスを発揮できるように調整していきたい。

■一気に2人は快挙
 福井県フェンシング協会の宮本俊会長の話 佐藤選手は1年ブランクがあっての出場。見延選手は団体出場は逃したが個人で出場を決めた。一気に2人が確定したのは快挙だ。武生商高時代の練習が土台になっているんだと思う。(2人の五輪出場は)中学生らジュニア世代の目標、あこがれになり、福井国体に向けた強化にもつながる。五輪では表彰台を目指してほしい。