フェンシングつれづれ(RENEWAL)

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全日本個人戦・各種目決勝

○女子サーブル個人決勝 青木千佳(NEXUS)15V−14 江村美咲(中央大)
(青木は3年ぶり3度目の優勝)

 女子サーブルは、リオデジャネイロ五輪代表で日本ランキング2位の青木千佳(27=ネクサス)が、ユニバーシアード夏季大会銅メダルの江村美咲(19=中大)との接戦を15−14で制し、3年ぶり3度目の優勝を果たした。
 14−14の残り1本での勝負。「自分の得意なスピードで勝負と思って、体が動くままに反応した」。勝利の瞬間、左手を握り締めて雄たけびを上げた。「今までで1番うれしい優勝です」と笑顔だった。(日刊)

○男子個人サーブル決勝 ストリーツ海飛(鹿児島クラブ) 15V−7 宮山亮(オリエンタル酵母工業)
(ストリーツは初優勝)

 男子サーブル決勝はストリーツ海飛(かいと、23=鹿児島ク)が、宮山亮(29=オリエンタル酵母工業)を15−7で退け、初優勝を果たした。
 4連続得点など、終始相手に流れを渡さず、ポイントを取るたびに大きな声で雄たけびをあげた。勝利の瞬間もピストの上でジャンプをして喜びを表現した。「1点ずつ集中して、1本取っても取られても声を出した」。アメリカ人の父を持つストリーツは、東京五輪に日本代表として出場するために、日本国籍を選択した。世界ランキングは現在84位。「今後は世界ランキングをもっと上げたい」と意気込んだ。[https://www.nikkansports.com/sports/news/201712100000465.html
:title=(日刊)]

○女子個人エペ決勝 山田あゆみ(城北信用金庫)15V−11 馬場晴菜(日本大学)(山田は初優勝)

 女子エペ決勝は、山田あゆみ(25=城北信用金庫)が馬場晴菜(20=日大)を15−11で制し初優勝を果たした。涙を浮かべながら「昨年の悔しさを果たせてうれしい」と喜びをかみしめた。
 昨年の決勝では、3点リードしたところから逆転負け。下半身の強化に力を入れ、最後の15点目も馬場の胸に剣先を向け、力強く踏み込んだ。「去年よりは思うように体を動かせるようになったかな」と成長も感じていた。
 2020年東京五輪に向けて「修正する箇所は山ほどあるけれど、W杯やグランプリ大会でメダルを取れる選手になりたい」と笑顔で意気込んだ。(日刊)

○男子個人エペ決勝 山田優自衛隊体育学校)15V−8 林茂樹(警視庁)
(山田は初優勝)

 男子エペは8月のユニバーシアード夏季大会で銅メダルに輝いた山田優(23=自衛隊)が、林茂樹(29=警視庁)を15−8で退け、初優勝を決めた。
 先に優勝を決めていた女子エペの姉あゆみともに史上初のきょうだいでの全日本王者となった。「ずっとライバルだと思ってきた姉と一緒に優勝できてとにかくうれしい」と話した。
 昨年は準優勝で悔しさが残った。「去年は逆転負けだったので、油断することなく最後まで戦いぬきました」と笑顔だった。(日刊)

○女子個人フルーレ決勝 東晟良(和歌山北高) 15V−9 阿部広美(警視庁)
(東晟良は初優勝。女子個人戦で初の高校生王者)

○男子個人フルーレ決勝 西藤俊哉(法政大) 15V−14 松山恭助(早稲田大)
(西藤は初優勝。松山恭助は連覇ならず)
 一時は8点差をつけられていたのをまくり返しての逆転勝利。

 プレゼンターとして、北島康介氏らが登場した(会長のライン?)。
 皆様お疲れ様でした。来週末は団体戦