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世界選手権に向けた記者会見開かれる

 世界選手権に向けた記者会見が、15日にJISSで行われた。

 いや、新聞記事になるのも重要だが、協会としての発信チャネルを持ってほしい。。。以前、キックオフ記者会見をつべ配信したことがあったけど、そんな感じで。

 女子フルーレ団体代表の宮脇花綸(21=慶大)、菊池小巻(21=専大)、東晟良(せら、18=和歌山北高)の3人の平均年齢は20歳。宮脇は「世界選手権は1年の集大成。個人は気負わずやり、団体は20年東京オリンピックに向けて強豪国とメダル争いをしたい」と意気込んだ。6月のアジア選手権個人を制した菊池は「昨年から自分の弱さを見つめなおして練習してきた。日本のチームワークの良さを世界に見せつけたい」と闘志を燃やした。
日本協会の宮脇専務理事は「2年後に向けた助走が始まった。日本の置かれた状況は楽観出来ないが、前進している。これは自信を持って言える」(日刊)

 男子フルーレ代表の西藤俊哉(21=法大)が15日、「第2の太田雄貴」になることを誓った。都内で行われた男女代表会見に出席し、17年世界選手権個人銀メダルのホープは「世界で一番準備してきた。個人、団体とも金メダルを取る」と2冠を宣言した。
 昨年の快挙で海外勢から徹底的に研究され、守備面の強化を図った。参考にしたのは、同じ右利きで体格が似ているオリンピック2大会銀メダリストの太田雄貴氏だ。「太田さんは宇宙人で、剣さばきはまね出来ないけど、フェイントのかけ方や駆け引きなどは参考にした。少しでも近づきたい」。
 世界選手権の個人種目では、15年モスクワ大会を制した太田氏以来の金メダルを狙う。「昨年の2位はラッキーな感じだった。今年は実力で金メダルを取って、太田さんを驚かせたい」と自信をのぞかせた。(日刊)

 男子フルーレ個人で昨年大会銅メダルの敷根崇裕(20)=法大=は、2度目の出場。昨年は国際大会で初めて獲得した銅メダルが帰国途中に折れてしまったが、今大会は金メダルを“死守”することを誓った。
 昨年大会はメダルのケースをもらえず、帰国の飛行機でフェンシングの剣などをしまうカバンにメダルを入れていた。しかし、到着後に荷物を開けると、ひもを通す部分が根元からポッキリ。折れた部分は接着剤で修理して保管している。「今年は金メダルを取りたい。次は大切にします」と宣言。日本勢の個人種目では、2015年モスクワ大会のフルーレを制した太田雄貴以来の優勝を狙う。
 昨年11月には、試合中に右手首を骨折。「メダルも骨も折れてしまった。骨折後にうまくプレーできるか不安もあった」。手術をへて2月に復帰したが、世界からのマークもあって思うようなプレーができず、負の連鎖が続いた。「自分に自信をつけることが大事だった。アタックで自信を持てば勝ちにつながる」と指導者らと分析。「強みのアタックを練習してきた。今は(力を)発揮できると思う。自分の力がどれくらいあるか試したい」。“二度と折れない”魂を持って世界一を目指す。(報知)