フェンシングつれづれ(RENEWAL)

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アジア大会最終日

 フェンシング男子フルーレ団体で2連覇を狙った日本(敷根、松山、西藤、鈴村)は初戦の準々決勝でシンガポールを45-29で下し、準決勝で香港に42-45で敗れて銅メダルだった。女子エペ団体で日本(山田、馬場、大石)は初戦の準々決勝でシンガポールに45-38で勝ち、準決勝で韓国に33-45で屈して銅メダルとなった。
 今大会の日本勢は全種目を終え、金2個、銅6個のメダル獲得となった。(共同)

 団体で22日に男子エペ、23日に女子フルーレと、各種目でアジア大会史上初の金メダルを獲得したフェンシング。上昇ムードで臨んだ前回大会優勝の男子フルーレが優勝を逃した。最年長21歳の松山恭助(早大)は「波に乗っかろうと思ったんですけど」と肩を落とした。
 2017年世界選手権で2位の西藤(さいとう)俊哉(法大)、3位の敷根崇裕(同)のWエースの不調が響いた。リードされて迎えた6ラウンド目で流れを変えることを期待された敷根は逆に4点を広げられ、途中交代。続いた鈴村健太(同)が13点差(17-30)を1点差(33-34)にしたが、敷根の代わりに出場した西藤が再び5点差に広げられ、逆転ムードに水を差した。
 男子フルーレは08年北京五輪で史上初となる銀メダルを獲得した太田雄貴(現・日本協会会長)を出した日本フェンシング界の看板種目だった。17年の世界選手権で2人のメダリストを出したが、その好成績が不調の要因になっている。敷根は「最近世界ランキングで下位の相手とやるのが苦手」と言えば、西藤も「昨年のメダルがプレッシャーになっている」と明かした。
 それでも「男子フルーレが日本のフェンシングで1番でないといけない」と自負をのぞかせた松山。「チームを一から作り直していきたい」と巻き返しを誓った。(毎日)


○男子フルーレ団体 準決勝
HKG 45V-42 JPN KOR 45V-43 CHN

決勝 KOR 45V-37 HKG
てか、香港レッド4枚、って。。。というか、その情報出すなら得点経過出してくれよ、と。。。

○女子エペ団体 準決勝
KOR 45V-33 JPN CHN 45V-34 HKG

決勝 CHN 29V-28 KOR

 ちなみに2018/2014年を比較すると(14年の個人は5-8位の順位が不明)    18団体 個人 14団体 個人
男子F 銅  5(西藤)金  銅(太田)
女子F 金  銅(東晟良)銅 8(宮脇)
男子E 金  銅(加納)銀  8(見延)
女子E 銅  6(大石)銅  8(大橋)
男子S 6  6(徳南)8  16(島村、徳南)
女子S 銅  銅(田村)16  16(江村)

 あと、太田会長が呟いた「新聞にカラー写真で」云々の話はこちらに。河北新報もカラー写真だった(というか、スポーツ面の写真全部がカラーだった)。

 なお、2022年のアジア競技大会は中国・杭州、2026年は名古屋で開催される。