フェンシングつれづれ(RENEWAL)

フェンシングつれづれ(はてなダイアリーより移行中)

七大戦(総合大会として)、2年連続中止

 国際大会を追っかけている間に。

 第60回(2021年度)国立七大学総合体育大会(主管・京都大学)の開閉会式、および全夏季種目の中止が決定されていた。(3月9日付)

 七大戦の中止は、第59回(2020年度)に続く。

 今後、各種目ごとに、代替大会の開催を模索していくことになるだろう。

 フェンシング競技は、当初予定では、東北大学主管(国公立大会と併せて)で開催予定だったが、どうなるかは不明。

成都ユニバ、2022年に延期

国際大学スポーツ連盟(FISU)などは1日、8月に中国四川省成都で予定されていた国際総合大会「世界ユニバーシティー大会」(ユニバーシアードから改称)を来年に延期すると発表した。新型コロナウイルスの流行で国際的な往来に制限がかけられているためという。延期後の日程は今後決定する。(読売)

 なお、当初予定では8月8日に東京五輪が閉幕し、8月11日にユニバが開幕する予定だった。

 ちなみに、日本学生フェンシングカップというのが4/18-20に駒沢で行われるんだが、これが(全日本個人戦と)ユニバの選考会を兼ねる(予定だった)でいいのかな?

世界ジュニア・カデ、日本欠場へ

 世界ジュニア・カデフェンシング選手権は、4/3-11に、エジプト・カイロで開催される。

 大会公式サイトはこちら
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 しかし、FJEとしては、この大会に選手を派遣しないことを既に発表している
 リリースの中で、尚、本大会の出場内定者についてはリストを別途掲示する予定です。とあるが、これ書いている時点では掲示されていない。


 参考記事

◆世界4強へ合宿で学び フェンシング・長瀬(はしまモアク、境川中)世界カデ派遣見送り

 「予想はしていたけど、目標にしていた大会。やっぱり出場したかった」と語る長瀬凛乃。4月にエジプトで開催される17歳未満の世界最高峰の舞台は、日本協会が選手団の派遣見送りを決めたため挑戦権が奪われた。現実を受け止めながらも悔しさをにじませる。
 小学3年で競技を始め、4年時には全国小学生選手権で3位入賞と、すぐに頭角を現した。初めて日の丸を背負ったのは一昨年。年代別の日本代表に入り、ハンガリーやフランスで行われた大会に出場。「海外選手は(プレースタイルに)個性があって、身長も高くてやりづらかった。良い経験になった」と振り返る。
 「ベスト8」を目標に掲げていた世界カデだが、チャンスは来年もあり、「4強に残りたい」と目標設定を高める。2月にはシニアの日本代表合宿に初めて参加。トップ選手から技術はもちろん、「練習から気持ちの入り方が違った」とその雰囲気に触れ、学ぶことは多かった。
 4月から高校生。3年間のうちに全国高校総体優勝、さらには国内最高峰の全日本選手権優勝も目標に掲げる。日本女子トップ選手の一人・東晟良(日体大)が高校3年の時に最年少優勝を果たしているからだ。「私も」と国内ナンバーワンの座を目標に進み続ける。(岐阜新聞)

高校選抜最終日

◎第45回全国高校選抜フェンシング大会最終日

○男子エペ1回戦
田名部  45V-36 玉川    翔陽  45V-41 立教新座
仙台城南 45V-40 諫早  東京学館新潟45V-33検見川
東亜学園 45V-28 岡山大安寺 清風  45V-41 大分豊府
海星   45V-27 札幌光星  上宮  45V-30 城ノ内

・2回戦
岩国工  45V-24 田名部   高松北 45V-38 翔陽
立命館  45V-32 仙台城南 愛工大名電45V-30 東京学館新潟
米沢中央 45V-34 東亜学園  清風  45V-42 北陸
慶應義塾 45V-25 海星    鹿児島 45V-34 上宮

・準々決勝
岩国工 45V-38 高松北 愛工大名電 45V-34 立命館
清風  41V-40 米沢中央 慶應義塾 45V-22 鹿児島

・準決勝 愛工大名電 45V-33 岩国工 慶應義塾 45V-33 清風

・決勝 慶應義塾 45V-44 愛工大名電
慶應義塾高(神奈川)は初優勝)

○女子エペ1回戦
東亜学園  45V-32 翔陽   徳島文理 36V-34 関大一
宇都宮中央女45V-35 福岡魁誠 田名部  45V-31 水橋富山北部
宮崎南   45V-36 星陵   仙台三  45V-41 法政二
愛知商   45V-28 札幌大谷 岡山大安寺36V-27 大阪国際滝井

・2回戦
東亜学園 45V-41 秋田北鷹   羽島北 45V-19 徳島文理
岩国工  45V-42 宇都宮中央女 乙訓  45V-38 田名部
宮崎南  45V-30 高松北    仙台三 44V-43 武生商業商工
鹿児島  45V-36 愛知商    埼玉栄 45V-27 岡山大安寺

・準々決勝
羽島北  41V-40 東亜学園 乙訓  43V-42 岩国工
宮崎南  45V-42 仙台三  埼玉栄 39V-29 鹿児島

・準決勝
乙訓 45V-43 羽島北 埼玉栄 45V-39 宮崎南

・決勝 乙訓 45V-36 埼玉栄
乙訓(京都)は初優勝

 皆様お疲れさまでした。

高校選抜2日目

◎第45回全国高校選抜フェンシング大会

○男子フルーレ準決勝
愛工大名電 45V-32 東亜学園  立教新座 45V-24 大垣南

・決勝 愛工大名電 45V-44 立教新座


○女子フルーレ準決勝
乙訓 45V-24 羽島北  愛工大名電 45V-40 和歌山北

・決勝 乙訓 45V-38 愛工大名電


○男子サーブル1回戦
三島    45V-8  札幌光星  田名部 45V-33 検見川
愛工大名電 45V-35 大分豊府  宮崎南 45V-31 東京学館新潟
慶應湘南藤沢45V-28 清風    一関二 45V-36 玉川
埼玉栄   45V-27 岡山大安寺

・2回戦
三島    45V-27 武生商   東亜学園 45V-34 福岡魁誠
立命館   45V-33 田名部   愛工大名電45V-31 安来
三本松   45V-26 宮崎南  慶應湘南藤沢45V-36 山形東
大垣南   45V-41 一関二   埼玉栄  45V-43 鹿児島南

・準々決勝
東亜学園 45V-30 三島     立命館 45V-34 愛工大名電
三本松  45V-42 慶應湘南藤沢 埼玉栄 45V-39 大垣南

・準決勝 東亜学園 45V-27 立命館 埼玉栄 45V-23 三本松

・決勝 東亜学園 45V-29 埼玉栄
東亜学園は初優勝)

○女子サーブル1回戦
埼玉栄  45V-19 一関二  鹿児島南 45V-29 玉川
大分豊府 45V-39 愛知商  沼田女  45V-41 岡山大安寺
王子総合 45V-30 同志社女 気仙沼  45V-42 諫早
金沢西  45V-24 上宮   山形東  45V-31 三本松

・2回戦
三島   45V-30 埼玉栄  鹿児島南 45V-26 北陸
大分豊府 45V-27 秋田北鷹 和歌山東 45V-30 沼田女
王子総合 45V-43 柳井学園 大垣養老 45V-44 気仙沼
法政二  45V-40 金沢西  玄界   45V-27 山形東

・準々決勝
鹿児島南 45V-43 三島   和歌山東 45V-25 大分豊府
大垣養老 45V-44 王子総合 玄界   45V-29 法政二

・準決勝 鹿児島南 45V-41 和歌山東 玄界 45V-29 大垣養老

・決勝 玄界 45V-37 鹿児島南
(玄界は2大会連続優勝)

高校選抜開幕

◎第45回全国高校選抜フェンシング大会

○男子フルーレ 1回戦
東亜学園 45V-17 城ノ内  和歌山北 45V-34 伊那北
横浜商大 45V-21 米沢中央 清風   45V-34 翔陽
岩国工  45V-37 諫早商  仙台城南 45V-27 上宮
大垣南  45V-27 甲斐清和 大分豊府 45V-41 田名部

・2回戦
東亜学園 45V-28 鹿児島南 秋田北鷹 45V-17 和歌山北
横浜商大 45V-35 安来  愛工大名電 45V-40 清風
岩国工  45V-28 北陸   立教新座 45V-17 仙台城南
大垣南  45V-40 高松北  大分豊府 45V-42 龍谷大平安

・準々決勝
東亜学園 45V-23 秋田北鷹 愛工大名電 45V-41 横浜商大
立教新座 45V-23 岩国工  大垣南   45V-39 大分豊府

*準決勝は東亜学園愛工大名電立教新座-大垣南


○女子フルーレ 1回戦
柏陵   45V-24 高松北  伊那北  45V-40 米沢興譲館
埼玉栄  45V-23 上宮   気仙沼  45V-34 翔陽
沼田女  45V-31 岩国工  和歌山北 45V-17 諫早
愛工大名電45V-38 田名部  大分豊府 45V-33 石山

・2回戦
乙訓   45V-4  柏陵   鹿児島南 44V-41 伊那北
羽島北  45V-36 埼玉栄  気仙沼  45V-26 岡山大安寺
沼田女  45V-13 徳島文理 和歌山北 45V-42 秋田北鷹
愛工大名電45V-44 東亜学園 大分豊府 45V-31 水橋富山北部

・準々決勝
乙訓  45V-20 鹿児島南  羽島北  45V-41 気仙沼
和歌山北45V-41 沼田女   愛工大名電45V-31 大分豊府

*準決勝は乙訓-羽島北、和歌山北-愛工大名電


 ライブ配信こちらから

男女フルーレドーハGP、敷根崇裕銀メダル!

◎女子フルーレドーハGP FIE公式

・準決勝
DERIGLAZOVA Inna RUS 15V-10 THIBUS Ysaara   FRA
CHEN Qingyuan CHN 15V-13 MARTYANOVA Marta RUS

・決勝 DERIGLAZOVA Inna RUS 15V-5 CHEN Qingyuan CHN


◎男子フルーレドーハGP FIE公式

・準決勝
MEINHARDT Gerek USA 15V-8  IMBODEN Race  USA
敷根 崇裕   JPN 15V-14 EDIRI Alexandre FRA

・決勝 MEINHARDT 15V-11 敷根

 日本男子フルーレのグランプリ大会メダル獲得は2010年日本大会の太田雄貴・現日本フェンシング協会(以後FJE)会長以来、実に11年ぶりの快挙となります。また、敷根選手にとっては2017年の世界選手権銅メダル以来、ワールドカップ・グランプリ大会では自身初のメダル獲得です。
 今大会を日本人選手トップの世界ランク20位、オリンピックランキング23位で迎えた敷根選手は、ベスト16で世界ランキング5位のMASSIALAS選手(アメリカ)を15対10で破る快進撃。準々決勝でSIESS選手(ポーランド)を15対11で、準決勝ではEDIRI選手(フランス)との一本勝負を15対14で制して勝ち上がりました。決勝では世界ランキング3位のMEINHARDT選手(アメリカ)に11-15で敗れたものの、見事準優勝に輝きました。

 日本男子フルーレ個人は、2015年ワールドカップ日本大会(太田雄貴・現FJE会長:銅メダル)、2017年世界選手権(西藤俊哉選手:銀メダル・敷根崇裕選手:銅メダル)以降表彰台から遠ざかっており、今大会で待望のメダル獲得となりました。また本大会後、敷根選手の最新世界ランキングは12位まで大きく上昇しました。

f:id:kammy:20210329131716j:plain【本人コメント】
久しぶりの大会で緊張するかと思いましたが、自分のフェンシングが出来たと思います。自力でオリンピック出場権を獲得し、少しでも多くの日本人選手がオリンピックに出場できるようにとの思いで頑張りました。
今回の大会では決勝まで進めましたが、金メダルを逃してしまったので、東京大会では金メダルを獲得したいです。