フェンシングつれづれ(RENEWAL)

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東北総体最終日

○第38回東北総合体育大会フェンシング競技
(8/27,28 仙台三高体育館)

・少年男子フルーレ
優勝 秋田 4勝1敗
2位 宮城 4勝1敗
3位 山形 3勝2敗
4位 岩手 2勝3敗
5位 青森 1勝4敗
6位 福島 1勝4敗
(秋田、宮城は国体出場)

・少年女子フルーレ
優勝 秋田 5勝
2位 宮城 3勝2敗
3位 青森 3勝2敗
4位 山形 2勝3敗
5位 福島 2勝3敗
6位 岩手 5敗
(秋田、宮城は国体出場)

・成年女子(フルーレ、サーブル
優勝 宮城 9勝1敗(フルーレ4勝1敗、サーブル5勝)
2位 秋田 8勝2敗(フルーレ4勝1敗、サーブル4勝1敗)
3位 山形 7勝3敗(フルーレ4勝1敗、サーブル3勝2敗)
4位 青森 3勝7敗
5位 岩手 3勝7敗
6位 福島 10敗
(宮城、秋田、山形は国体出場)

◎フェンシング成年女子で優勝/宮城(斎藤、真所、伊藤)/国内トップ級2人がけん引、レベルの違い示す

 「戦ってみないと分からなかった。勝ててほっとしている」と2年ぶりの国体出場を決め、監督兼選手の齋藤綾気仙沼高教)は喜んだ。
 6県総当たりでフルーレとサーブルをそれぞれ行い、2種目合計の団体順位を争った。27日のフルーレは4勝1敗、28日のサーブルは5戦全勝して合計で1位となり、国体の出場権を手にした。
 国内トップクラスの伊藤真美(鼎が浦−朝日大4年)、真所美莉(仙台南−早稲田大2年)の活躍が大きかった。サーブルは、共に5戦全勝。レベルの違いを見せた。
 サーブルは、フルーレで共に4勝1敗だった秋田、山形との対戦をヤマ場と考えた。全日本選手権個人2位の伊藤を1番手に起用。伊藤は「得意のサーブルだけに、負けられない」と強い気持ちで臨み、パワフルに攻めで秋田に5―0、山形に5―1と圧勝。真所も「中途半端に技を出さない」と足を使って前に出てそれぞれ5―2、5―0で勝利した。
 昨年は東北総体で敗れ、1997年以来、13年ぶりに国体に出られなかった。斎藤、真所に、サーブルを得意とする伊藤をメンバーに加え、雪辱を果たした。
 成年女子は2006年にフルーレで優勝するなど毎年のように上位に食い込んだ。斎藤は「まずは入賞が目標。宮城の新しい力を見せたい」と意気込んだ。(河北)