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第一回サーブルチャレンジカップ団体戦、花泉で開催


 日本フェンシング協会が主催する2012年度第1回全国サーブルチャレンジカップ団体戦は24日、一関市花泉町花泉体育館で開幕した。本県をはじめ、世界クラスの実力を持つ選手を含む全国の中高生が出場。サーブル種目のレベルを高めようと熱い戦いを繰り広げている。
 高校総合体育大会で団体戦がないなど競技人口が少ない同種目を振興しようと開かれ、団体戦の開催は初めて。中高混合も含め男子9チーム、女子4チームが参加。本県からは高校生は一関二の男女と北上翔南の男子、中学生は一関フェンシングスポーツ少年団の男女が参戦した。
 初日は得点を引き継ぐイタリアン方式でリーグ戦が行われ、鍛え抜いた技を競った。ピストには今年の全国高総体で男子個人サーブルの頂点に立った森翔一君(札幌光星高3年)や、同種目17歳以下の日本代表選手らの姿も。地元一関二の和野恭隆君(2年)は「サーブルで競技の機会は少なかった。全国クラスの選手と戦えて良い経験になる。少しずつレベルを上げたい」と闘志を燃やしていた。
 25日はリーグの結果を基にトーナメントで優勝を争う。今回上位大会はないが、今後も東北地方を中心に開催し、入賞チームに全日本大会への出場枠を与える構想がある。同協会の尾矢晃サーブル部会長は「岩手は成年でもトップクラスの選手を輩出している。若年時から試合を増やして育成に力を入れたい」と期待を寄せていた。(一関日日新聞)

 写真付きのレポートが、尾矢先生のところにあります。こちら。

(いや、スルーしようと思ったんだが、第二回大会が利府で行われるというんで急きょ記事を起こした。2012/12/30)