フェンシングつれづれ(RENEWAL)

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全日本個人戦3日目

 フェンシングの全日本選手権個人戦第3日は25日、東京・駒沢体育館で行われ、男子エペは11月のワールドカップ(W杯)の同種目を日本勢で初めて制した見延和靖(ネクサス)が、女子サーブルは田村紀佳(ネクサス)が初優勝した。
 見延は準決勝で2連覇を狙った坂本圭右(自衛隊)を15−13で破り、決勝も伊藤心(ネクサス)との競り合いを15−12で制した。田村は決勝で16歳の高嶋理紗(エリートアカデミー)を15−7で下した。(共同/サンスポ)

・男子エペ 3位林茂樹(警視庁)、坂本圭右(自衛隊体育学校
5位宇山賢(三菱電機)6位成田遼介(日本大) 7位加納虹輝(岩国工高) 8位山本翔磨(広島クラブ)

・女子サーブル 3位井上真美(警視庁)山本セイラ(大垣共立銀行
5位増井裕子(大阪シティ信用金庫)6位菊地美香(警視庁)7位江村美咲(エリートアカデミー)8位青木千佳(NEXUS)

田村、初Vに感無量「目標だったので本当に最高」/フェンシング
 フェンシングの全日本選手権個人戦第3日は25日、東京・駒沢体育館で行われ、女子サーブルの田村は決勝でホープの高嶋に快勝し、24歳で念願の初優勝。「すごくうれしい。目標だったので本当に最高」と感無量の面持ちだった。栄冠を勝ち取る要因となったのがプライドだ。
 2020年東京五輪を見据え、高校生に期待の選手がそろうサーブルでは若手に注目が集まりがち。そんな現状に悔しさを感じていたと言うだけに、意地をのぞかせて手にした日本一の称号に「気持ちで勝てた」と満面の笑みを浮かべた。(共同/サンスポ)

プライド示した田村=全日本フェンシング
 女子サーブルで初優勝した田村は「今までで最高。全日本の優勝が国内での目標だった」と声を弾ませて喜んだ。
 東京五輪での活躍が期待される16歳の新鋭、高嶋との決勝。一進一退の攻防が続いた後、4−4から8連続ポイントを挙げて突き放した。
 昨年は準優勝に終わっている田村は「自分もプライドがある。気持ちで勝てた」。若手ばかりが注目を集める中で闘志を燃やし、24歳の実力者が最高の結果を手にした。(2015/12/25-21:33、時事)

全日本初優勝出来ました!
今日は最高のクリスマスでした(///ω///)♪
これをステップにしてオリンピックに向けて頑張ります!(田村)

見延、念願のタイトル=全日本フェンシング
 11月のワールドカップ(W杯)で日本選手として初めて男子エペ優勝を果たした見延が、念願の全日本タイトルを獲得。「全日本を勝つ前に世界を制しました」とおどけていた日本のエースは「やっと取れた」と素直に喜びを表現した。
 過去に決勝で2度敗れている坂本との準決勝がヤマ場だった。鋭い出足を生かした突き、巧みなカウンターを駆使して15−13でライバルに勝利。勢いに乗り、伊藤との決勝も中盤の連続ポイントで優勝を引き寄せた。
 これまで海外の強豪と実力差が大きかったエペでも、上位を狙えることを示した28歳。最高の形で今年を締めくくり、「五輪で勝つことが一番の目標。(年明けの)W杯に向けて弾みがついた」と力を込めた。(2015/12/25-21:26)