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宮城県立高校、部活動の対外活動を自粛へ

宮城県仙台市は、21日、新たに51人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
感染者の集団=クラスターが発生している利府高校石巻高校でいずれも感染者が増えていて、教育委員会は、ほかの宮城県立高校にも感染対策を徹底するよう呼びかけるとともに、部活動の対外活動を自粛するよう求めました。

新たに感染が確認されたのは、仙台市で23人、多賀城市東松島市石巻市でそれぞれ4人、塩釜市気仙沼市角田市、富谷市、村田町、利府町でそれぞれ2人、名取市岩沼市大崎市、山元町でそれぞれ1人のあわせて51人です。
県によりますと、富谷市や利府町などに住む男女6人は、感染者の集団=クラスターが発生した利府高校の教職員1人と生徒5人で、感染者は21人となりました。
また、クラスターが発生した石巻高校の生徒2人の感染も確認され、感染者は15人となりました。
こうしたことを受けて、教育委員会は、ほかの県立高校にも感染対策を徹底するよう注意を呼びかけるとともに、部活動の対外活動を自粛するよう求めました。
県内の累計の感染者は、すでに回復した人なども含めて3141人となりました。

【病床使用率60%】
県によりますと、感染者のうち21日午後3時の時点で、県内の医療機関に入院しているのは135人です。
県が確保している現時点の病床は225床で、60%が使用されていることになります。
また、宿泊施設で療養している人は195人、自宅で療養している人は61人、入院先や療養先を調整している人は108人です。
重症者は8人です。
これまでに死亡した人は、22人となっています。(以上、NHK