五輪の話が続くけど、今日はこの話を。
フェンシング男子の米国選手、過去の性的不適切行為理由に入村できずと米紙（日刊）
東京オリンピック（五輪）のフェンシング男子エペ米国代表の補欠選手アレン・ハジック（29）が、過去の性的不適切行為を理由に選手村への入村が認められず、チームとは別に近隣のホテルに1人で滞在していると米ニューヨーク・タイムズ紙などが報じた。2013年から15年にかけてフェンシング選手を含む3人の女性に性的不適切行為を行ったとして告発されたことに対する措置だという。
今年5月に米国代表入りが決まった後に3人の女性から訴えられたハジックは、6月2日に一時的に競技への参加資格が停止されたものの月末には資格停止が解除され、東京五輪への出場が認められていた。本人は容疑を否認しているが、一部の女子代表選手から出場を取りやめるよう求める声が上がっており、仲裁人は行動を制限するため競技やトレーニングに参加する以外はホテルの部屋からの外出を禁じた。他の選手への配慮と安全を守るために隔離する必要があると説明しており、ハジックの弁護士は来日時も他の選手とは別のフライトで移動していたと話している。（ロサンゼルス＝千歳香奈子）
（補足）なお、同選手は、大会本番でも出場の機会はなかった。
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え、元々補欠選手って、そんなもん（扱い）じゃないの？
選手村にも入れず、行動も選手団としては別だし。
いや、ロンドンのあとに、淡路弟がジャンクＳＰＯＲＴＳで言っていた。
補欠に関しては、俺は今回初めて知ったことがあって。
どういうことかというと、普通フェンシングの団体戦は、試合ごとにメンバーを入れ替えたりできるんだけど、五輪に関してはそれがなく、一回メンバーを替えたら、元に戻すことはできない、ということ。
いや、今まで五輪の団体戦を（日本について）見てきた限りでは、最後の試合で（というか、ある意味思い出作り、ってやつ？）リザーブを起用する、という感じで。
ある意味、男子エペ団体１回戦で、見延→宇山を入れ替えたというのは例外・・・なのか？いや、日本としては、１回戦で負ければ、そこで試合が終わっていたわけだから。そこで宇山を起用して、結果として金メダルにつながったわけで、怪我の功名というか、ラッキーというか。
結果として、今大会日本が出場する団体５種目。いずれもリザーブ（補欠）選手は出番があったわけで、無事？オリンピアンになれた、ということで。
なんで五輪に限って、そんな面倒なことするのかね。
「選手団の総数を替えたくない」ことにそんなに固執するのか？
選手団員の交代については、交代するたびにＪＯＣからリリースが出ている。
例えばこれ。【東京2020大会】日本代表選手団員の交替および追加認定について（2021.7.31）
■フェンシング男子エペ団体
追加認定【交替用選手(Ap)】
氏名：宇山 賢（うやま さとる）
所属：三菱電機(株)
※選手交替ルールにより、見延和靖選手に替わって出場（7/30）
という感じでね。
ぶっちゃけ、この制度は改善すべきだと思ってるんだけど、それは選手会から言ってもらった方がいいのかね。
