フェンシングつれづれ(RENEWAL)

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明日から高校選抜

【伊勢】第三十三回全国高校選抜フェンシング大会(日本フェンシング協会など主催)が二十日から二十二日まで伊勢市朝熊町の県営サンアリーナで行われる。夏の全国高校総体、秋の国民体育大会に並ぶ高校最高峰の大会に、全国から男女各三十二チーム二百九十一人の高校フェンサーが集結する。フェンシングの全国大会の県内開催は、鳥羽市を会場に行われた昭和五十年の三重国体以来となる。
 種目は男女フルーレ団体戦で、全国八ブロックの代表男女各三十一チームと、開催地枠の男女各一チームが出場して、高校日本一の座を競う。二十一日に男女各八グループに分かれて、四チーム総当たりの一回戦を行い、各グループ二位までが最終日の決勝トーナメントに進む。
 県内からは東海地区大会でともに三位の男子・鳥羽、女子・津東に加え、三重県予選で二位の男子・海星と女子・鳥羽が開催地枠で出場する。県勢の出場は女子・津東が出場した平成十八年以来三年ぶりだ。
 期間中は審判員を含め約百七十人のスタッフが大会を支える。県フェンシング協会だけでなく、愛知、滋賀などの近隣フェンシング協会から道具を含めて協力を仰ぐ。今年八月、全国高校総体を開く奈良県宇陀市の関係者も事前研修を兼ねて駆けつける。
 選手と同じ高校生も裏方として参加。鳥羽高はじめ県内の高校生約五十人がおそろいのジャンパーを着て補助員を務める。県フェンシング協会の福田るり子理事長は「みんなに思い出づくりをしてもらえる大会にしたい」と話している。(伊勢新聞)