大垣信金がフェンシング部設立 有力選手所属 2008年04月18日09:12岐阜新聞
フェンシングのインカレや関西学生リーグの優勝経験者がいる大垣信用金庫が先月末、フェンシング部を設立、活動を開始した。現在、県フェンシング協会に登録申請中で、県体育協会の本年度の「２４年国体特別支援事業」の強化指定チームに選ばれることも決定。同金庫としても勤務面や予算面で競技活動への支援を進めていく。
同金庫には、２００３（平成１５）年度インカレ優勝の菱田良威（２５）、０６年度関西リーグ優勝の山田貴之（２３）がいるが、昨年度までは岐阜クラブに所属し、全日本選手権などに出場していた。
本年度、０５、０６年度にインカレを連覇した伊藤祐樹（２２）が入庫。団体戦に必要な３人目の選手が確保できたとして正式に創部が決まった。練習は朝日大や大垣南高に出向いて指導を受ける。
目標は全日本選手権優勝と、４年後に控えるぎふ清流国体での優勝。今後、県内の優秀選手の受け皿としても期待され、同金庫の伊藤正敏人事部長は「仕事との両立が前提だが、可能な限り支援し、部の活躍でさらに優秀な選手が集まってくれれば」と期待している。
