フェンシングつれづれ(RENEWAL)

フェンシングつれづれ(はてなダイアリーより移行中)

DTのお仕事(俺的に。第三回・試合開始からエルミ表作成まで)

 なんかこう、月イチ連載の様相を呈して来たが。

 試合が始まったら、各ピストにプールを割り振る。例えばピストを8個設置した場合(秋保体育館だと8個がぎりぎり?)、最初に男子の1−8プールを入れ、終わって空いた順に9,10プール・・・と入れていく。

 というわけで、DTが一番時間的に余裕があるのが、試合開始した直後、ということになる。

 それぞれのプールが終わると、スコアシートが戻ってくる。
 当然、選手は終わった時点でサインをするので、その結果を承諾した証拠となる(勝つはずだったのに負けたというのはあるけども)。

 戻ってきたら、DTでV・TD・TR・指数の計算をする。
<例>
1 103 仙台A高 石川 海斗 * V4 V V 4 3 18 14 +4
2 104 仙台B高 志村 雄彦 2 * 2 V 3 1 12 16 −4
3 106 仙台C高 菊池 真人 3 V * 4 V 2 17 15 +2
4 114 仙台D高 佐藤 文哉 4 2 V * 1 1 12 19 −7
5 191 仙台E高 片岡 大晴 V V 3 V * 3 18 13 +5

 ここでのポイントとして、指数を縦に合計する。ここで合計が0になればOK.
(要は、検算をするということ)

 で、この結果をexcelファイルの表に打ち込む(転記する)。

 1回戦プールが終わり、全部の入力が終わったら、表を以下の順に並べ替える。
1.勝率(V/M)
2.突数指数(TD−TR)あれ、今見たら全日本もこれでやってる?
3.TD
 余談だが、「勝率が同じ場合、試合数の多い方を上位にする」というルールで行っている大会もあるが、そうすると例えば13チームで団体戦の予選を行った場合(4×1、3×3)、確実に4校プールの1位がトーナメントの1位になり不利になりそう・・・

 これで予選の順位が出そろい、自動的にトーナメント表が出来上がる。
 なお、トーナメント表は事前に例えば24名上がりであれば、24名がトーナメント表に表示されるようにトーナメント表を作っておく必要がある。

 ここで、この部分(プール→エルミ表作成)の時点で起きたトラブルを紹介しておく。(噂と伝聞ペース+推定での話なので、ざっくりとした話になるわけだが)

Case1.
 試合終了後に、保護者から「成績が違う」とクレームがつき、当事者を集めて確認したところ、サインしたはずのシートの結果が違うという話に。
・・・てか、なんのためのサインだよ。。。

Case2.
 全勝してプールを上がったはずなのに、エルミの順位が思ったより低かった。
 文句を言ったら、違っていたことに気づき、せっかく行ったエルミ1回戦の結果が全部パーになり、翌日やり直す羽目に。。。
(けど、こういう場合のクレームって、やはりエルミが始まる前に言わないといけないんだよな・・・)