フェンシングつれづれ(RENEWAL)

フェンシングつれづれ

全日本個人戦決勝

◎第73回全日本フェンシング選手権・個人戦決勝
(9/26 港区・ニューピアホール)

 外に出てたんで、配信はほとんど見れてないんだが。。。


・女子サーブル決勝
福島 史帆実 25=セプテーニ V15-3 青木 千佳 NEXUS
(福島は4年ぶり2度目の優勝)

・男子サーブル決勝
小久保 真旺 17=星槎国際高川口 V15-7 吉田 健人 警視庁
(小久保は初優勝。高校生のこの種目優勝は初)

 男女6種目の決勝が新型コロナウイルス感染対策として無観客で行われ、男子サーブルは小久保真旺(まお)=埼玉・星槎国際川口高=が、世界ランク日本勢最高44位で格上の吉田健人(27)=警視庁=を15―7で破り、同種目史上最年少17歳で初制覇した。高校生での決勝進出も初の快挙。平安高時代の2002年に男子フルーレを初制覇した太田雄貴氏(34・現日本協会会長)に並ぶ年少記録となった。
 「猪突(ちょとつ)猛進」を座右の銘とする17歳が攻め続けた。小久保は持ち味の「勢いのあるアタック」で0-1から3連続ポイントを奪って流れをつかむと、8-6の均衡する場面では全身を使ったダイナミックな動きから相手の胸を突いて得点を重ねた。最後も3連続ポイントで勝負あり。「相手の動きに流されることなく、自分から攻撃を仕掛けられた。いい経験になりました。おいしい焼き肉でお祝いしてもらいたいです」とイケメンは笑顔で話した。
 コロナ禍で昨年優勝した全国高校総体(インターハイ)が開催中止となったが、全日本選手権を見据えて調整を重ねてきた。2度目の出場で「日本一」を取った17歳は「来年も絶対に2連覇できるように頑張りたいです。そしてシニアのワールドカップや国際大会で上位に食い込むことができたら」と次なる目標を掲げた。(報知)

・女子フルーレ決勝
菊池 小巻 23=セガサミー V15-12 辻 すみれ 朝日大
(菊池は4年ぶり2度目の優勝)

・男子フルーレ決勝 スポンサー:日産
松山 恭助 23=JTB V15-4 永野 雄大 中央大
(松山は4年ぶり2度目の優勝)

・女子エペ決勝
佐藤 希望 34=大垣共立銀行 V14-9 寺山 珠樹 日本大
(佐藤は5年ぶり6度目の優勝)

 6度目となる日本女王の称号を手にし、佐藤は満面の笑みを見せた。会場隣の建物では地元・福井から駆けつけた夫と長男が観戦。「子どもの前で負ける姿は見せられないので何が何でもという気持ちだった」と振り返った。(デイリー)

・男子エペ決勝 スポンサー:ドラクエウォーク
坂本 圭右 36=自衛隊体育学校 V15-13 宇山 賢 三菱電機
(坂本は6年ぶり4度目の優勝)

 決勝進出を決めた19日に、昨年で競技者としては一線を退いていたことを告白。今大会は引退試合と位置づけて出場していた。試合後には、肩で息をしながら「この1試合だけなのでそのことしか考えていなかった。もう動けません」と充実感を漂わせた。
 現在は自衛隊体育学校近代五種班でコーチとして指導している。今大会に向けては、「職場で週1回ファイティング(実践練習)に入ったり、7、8月にサポートでジュニアの合宿に行って剣を交えたりはしていたが、基本的な生活の中ではしていない」と明かしていた。
 予選から決勝までの1週間での練習時間はトータルでも1時間ほど。坂本自身も「この結果を予想していなかったので本当にびっくりしている」と驚きを見せた。有終の美を飾り「これ以上の舞台はないと思うので、きれいに終わります」と完全に引退を宣言。「自分が行けなかったオリンピックの夢は宇山とか(山田)優、見延に託して、1ファンとして応援していきたい」と仲間へ思いを託した。(デイリー)

 というわけで、皆様お疲れ様でした。