フェンシングつれづれ(RENEWAL)

フェンシングつれづれ(はてなダイアリーより移行中)

インターハイ展望。

 記事配信は恐らく共同通信

 女子団体は、選抜大会優勝の岐阜各務野(岐阜)、準優勝の和歌山北(和歌山)に、昨年のインターハイ準優勝の聖霊女短大付(秋田)などが絡む。女子個人エペは、昨年のインターハイ同種目3位の坂野友里(山形・米沢東)が優勝候補の一角。

 河北新報より、聖霊の紹介。

 秋田県高校総体では10連覇を達成、東北高校選手権(6月27日、宮城県スポーツセンター)でも米沢東(山形)を5−2で下して2年連続の優勝を果たした。伊藤聡監督(42)は「選手が力を出し切ってくれた結果」と笑顔を見せる。

 「全員フェンシング」を合言葉に、選手の個性がかみ合う。堅い守りから相手のすきを突く飯塚唯(3年)、冷静沈着な試合運びが売りの沢田石美貴(同)、1年生ながら積極的な攻めを見せる佐賀美咲と、今年は多彩な選手がそろった。

 昨年のインターハイは準優勝。快進撃の立役者となった高橋南(現専大)は今年3月の世界ジュニア・カデ選手権の代表に選出された。伊藤監督は「高橋と同じ練習を積んできた生徒たちだから、高橋が抜けても心配ない」と自信を見せる。

 一方、3月の全国高校選抜では、準々決勝で和歌山北(和歌山)に1−5と苦杯をなめた。主将の夏井悠(3年)は「一人が波に乗れないと、チーム全体に影響するのが課題」と指摘する。一体感のあるチームならではの悩みだ。

 今年の目標は優勝。夏井は「調子をキープして、全国制覇を目指す」と意気込む。伊藤監督は「勝負にこだわりすぎると、自滅する危険もある。部員14人がそれぞれの役割を知り、自分のフェンシングができるよう練習させたい」と語る。