フェンシングつれづれ(RENEWAL)

フェンシングつれづれ(はてなダイアリーより移行中)

国体3日目

・成年男子エペ団体
7位決定戦 新潟 2V−0 石川
5位決定戦 熊本 2V−1 鹿児島
3位決定戦 香川 2V−0 京都

決勝 和歌山 2V−1 大分
坪井 1−5V 持田
山口 5V−3 草野
森  4V−3 中村
和歌山県は17年ぶり3度目の優勝)


・少年女子フルーレ団体
7位決定戦 香川 2V−0 栃木
5位決定戦 東京 2V−1 岐阜
3位決定戦 埼玉 2V−0 福井

決勝 和歌山 2V−0 秋田
西岡 5V−1 佐賀
松本 5V−1 小野
(和歌山は3年連続5度目の優勝)

 「決勝で(昨年の決勝で敗れた)和歌山とやりたかったんですがね…」と西村監督(埼玉栄高教)は残念がる。埼玉栄高単独のフェンシング少年女子フルーレは準決勝で秋田にきん差で敗れ、2年連続の決勝進出を逃した。
 高校総体団体は3回戦で敗退したが、今回は同フルーレ覇者の2年生エース草野に安定感が増した上、3年生の堀出が成長。1回戦プールから東京との準々決勝までいずれも誰も負けず、絶好調だった。
 だが秋田との準決勝は初めて1―1の3番手勝負にもつれ込んだ。ここで登場した中野は、関東高校大会個人チャンピオンとはいえまだ1年生。延長に持ち込むのがやっとだった。中野は「相手の雰囲気にのまれた」と悔し涙を流した。
 それでも気持ちを切り替え、3位決定戦では福井に快勝。原動力はチームワークで、涙にくれる中野を、堀出と草野が励まし続けた。堀出は「みんな学年は違っても仲良く戦えた」と話し、草野も「結果は昨年の方が良かったけど、今回は3人で勝ち取ったもの」とさっぱりしていた。(10/10、埼玉新聞)