フェンシングの第３２回全国高校選抜大会女子団体戦で、四国中央市の県立三島高校フェンシング部が念願の初優勝を果たし、２４日朝、級友や関係者らから祝福を受けた。
大会は２２、２３両日、岩手県一関市で開かれた。同部女子チームは予選リーグ、決勝トーナメントを合わせ６戦全勝し出場３１校の頂点に立った。同部は今年度、部に昇格したばかり。個人では世界大会を経験した選手がいるが、団体での優勝経験はなく、指導者や選手全員が「全国制覇」を目標に今大会に臨んだという。
選手たちは２４日、同校に登校していた生徒らの前で、優勝を報告。淀谷芽実主将（３年）は晴れやかな表情で「チームに一体感があり、皆さんの応援や協力のおかげで勝つことができた」と話していた。【毎日・愛媛版／蜜石まどか】
