フェンシングつれづれ(RENEWAL)

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全日本3日目(男女E団体)

・男子エペ団体
3位決定戦 千葉ク 44V−40 香川クラブ
決勝    中央大 45V−43 警視庁
(中央大は4年ぶり7度目の優勝)

・女子エペ団体

 フェンシングの全日本選手権第3日は13日、新潟・聖籠町総合体育館で行われ、女子エペ団体で初出場のスケルマ高田塾(沼津市=大野、芦川、吉住)が初優勝した。スケルマ高田塾は、決勝で朝日大を45―34で下し、9月の大分国体同種目に続き全国2冠を達成した。

 ▽女子エペ団体準決勝
スケルマ高田塾 45−41 日体大
朝日大学    34−30 京都ク
 ▽同3位決定戦
日体大 45−33 京都ク
 ▽同決勝
スケルマ高田塾 45−34 朝日大
(スケルマ高田塾は初優勝)

下馬評通り実力発揮
 ○…元全日本選手権エペ個人王者の大野友紀(旧姓前田、沼津東高出)、元日本代表の芦川聡子(沼津東高出)、元ジュニア日本代表の吉住沙季(沼津西高出)。強力なメンバーをそろえたスケルマ高田塾(沼津市)が、下馬評通りに栄冠を手にした。
 3人は高校時代、同塾で腕を磨いた。吉住が今春、大学を卒業し社会人となったのを機に再び同塾に“集合”し、9月の大分国体を目指し練習を積んできた。
 国体は県勢女子として初の頂点に。余勢を駆って今大会に臨んだ。試合は3人が3試合ずつを戦うリレー方式。他チームにマークされるなか順当に勝ち上がった。岐阜の朝日大との対戦となった決勝は、序盤こそ競り合いとなったが、各選手が2巡目となる第4試合から徐々にリードを広げ、11点差で快勝した。
 同塾の高田康修コーチは「エース前田を中心に全員が実力を発揮してくれた」と2冠達成を喜び、「来年の国体で団体エペがないのは残念だが、できるならこのチームで全日本連覇を狙いたい」と抱負を語った。(静岡新聞)