フェンシングつれづれ(RENEWAL)

フェンシングつれづれ(はてなダイアリーより移行中)

全日本開幕

 第63回全日本フェンシング選手権大会第1日は17日、山口県の岩国市総合体育館で男女個人エペなどを行った。福井県勢は男子個人エペで武生商高出身の見延和靖(ネクサス)が同選手権で自己最高順位の3位入賞を果たした。女子個人エペに出場した同校出身で広州アジア大会団体金メダリストの中野希望(大垣共立銀行)は、準々決勝で敗れ、突き数などにより7位となった。
 見延は予選を4戦全勝で通過。決勝トーナメント初戦の2回戦、準々決勝とも、鋭いアタックやカウンターが随所に決まった。一度もリードを許さずメダルを確定させた。
 準決勝では坂俊甫(香川クラブ)と対戦し一進一退の攻防となった。終盤、10―13から3本連取し五分に戻したが、土壇場でポイントを許し14―15と惜敗した。
 中野も4戦全勝で予選を突破すると、決勝トーナメント初戦の2回戦は終始リードし15―10で勝利した。しかしこの日は中野らしい軽快なフットワークが見られず、準々決勝では接戦となり、終盤点差を広げられ11―13で敗れた。
 このほか同校出身の吉村千亜季(日大)は予選を突破し決勝トーナメントへ駒を進めたが、1回戦で敗れた。男子団体エペで見延がメンバーのネクサスが18日の準決勝進出を決めた。女子団体エペでは吉村がメンバーの日大は準々決勝で敗れた。(福井新聞)

 フェンシングの全日本選手権第1日は17日、山口県の岩国市総合体育館で行われ、女子エペ個人では小幡淑(香川ク)がアテネ、北京両五輪代表の菅原智恵子(宮城ク)を決勝で退け、13年ぶり2度目の優勝を果たした。
 男子エペ個人は伊藤祐樹(大垣信金)が決勝で坂俊甫(香川ク)を下して初制覇した。(時事)

・男子エペ個人 最終順位
1位 大垣信金   伊藤
2位 香川クラブ  坂
3位 NEXUS     見延
3位 自体校    野口
5位 日体大    鈴木
6位 日大     村上
7位 ワセダクラブ 山田
8位 NEXUS     坂本

・女子エペ個人 最終順位
1位 香川クラブ  小幡
2位 宮城クラブ  菅原
3位 朝日大学   福田
3位 カシワバラ  雪本
5位 日体大    下大川
6位 山形クラブ  池田
7位 大垣共立銀  中野
8位 東女体大   森岡