◎男子学校対抗2回戦
大垣南 5V−1 箕輪進修 秋田北鷹 5V−1 龍谷大平安
川俣 5V−4 佐賀商 検見川 5V−1 清風
和歌山北 5V−0 富山西 熊毛南 5V−1 城ノ内
岩国工 5V−0 栃木商 岡山大安寺中教校5V−3長崎工
鹿児島南 5V−1 東播工 埼玉栄 5V−0 東京学館新潟
札幌光星 5V−2 一関二 翔陽 5V−0 高松北
沼田 5V−1 具志川 気仙沼 5V−1 石山
法政二 5V−4 愛工大名電 別府翔青 5V−1 鳥取工
・3回戦
大垣南 5V−1 川俣 秋田北鷹 5V−2 検見川
和歌山北 5V−2 岩国工 熊毛南 5V−2 岡山大安寺中教校
鹿児島南 5V−3 札幌光星 翔陽 5V−3 埼玉栄
法政二 5V−1 沼田 別府翔青 5V−1 気仙沼
(別府翔青=上野2勝、瓜生1勝1敗、石井2勝)
(気仙沼=村上1勝1敗、熊谷輝2敗、内海2敗)
・準々決勝
大垣南 5V−1 和歌山北 秋田北鷹 5V−2 熊毛南
法政二 5V−2 鹿児島南 別府翔青 5V−1 翔陽
・準決勝
大垣南 5V−2 法政二 別府翔青 5V−3 秋田北鷹
・決勝
別府翔青(大分)5−4大垣南(岐阜)
(別府翔青=上野3勝、瓜生1勝2敗、石井1勝2敗)
(大垣南=鈴村2勝1敗、冨田3敗、伊藤2勝1敗)
フェンシング男子団体で翔青が前回覇者の大垣南(岐阜)を大接戦の末に下し、悲願の初優勝を飾った。石井魁主将、上野優斗、瓜生陽、荒金壮弥、梶原三厳の5人の2年生チームが、今春の全国選抜大会決勝で敗れた雪辱を果たし、快挙を成し遂げた。
先に5勝した方が勝ちとなる団体戦。翔青は石井主将、上野、瓜生の3人で臨んだ。決勝は息詰まる熱戦になった。互いに譲らず3勝3敗で迎えた7戦目、翔青は上野、大垣南は鈴村健太(3年)のエース対決となった。上野は「開始直後のスピードが勝負」と積極的に攻め、1点差で勝利をつかみ、先に王手をかけることに成功した。
だが相手も粘り、再び4勝4敗で並ばれ、翔青は石井主将に全てを託した。勝負を決める最終戦は4−4の同点のまま、先にポイントを奪った方が優勝という場面に。石井主将は「迷ったら負け」と前に出た。瞬時に相手の胸を突き、歓喜の瞬間を迎えた。
大垣南は鈴村、伊藤拓真(3年)のジュニア日本代表を擁する強敵。「2人がいる今年の大垣南に勝って優勝する」ことを目指してきただけに喜びも大きかった。準決勝で2勝、決勝で1勝を挙げて貢献した瓜生は「うれしすぎて優勝が決まった瞬間をあまり覚えていない。ただただ最高です」と話し、上野は「(7戦目は)相手がよく見え、うまく対応できた。個人フルーレで敗れた借りを返せた」とうれしそうに振り返った。
有言実行で目標を達成した翔青。石井主将は「次の目標はインターハイ連覇」と力を込めた。(大分合同新聞)
大分県立別府翔青高校(べっぷしょうせいこうこう)
大分県立別府青山高等学校、大分県立別府羽室台高等学校、別府市立別府商業高等学校の3校を統合して、2015年4月に開校した高校で、別府青山高校及び別府商業高校の敷地に設けられている。
(統合した3高校は、現在の3年生が卒業する2017年3月に閉校の予定。元々別府商にフェンシング部・フェンシング場があり、1997年国体優勝など。)
◎女子学校対抗3回戦
和歌山北 5V−0 一関学院 諫早商 5V−0 箕輪進修
聖霊女短付5V−1 札幌大谷 岩国工 5V−3 東亜学園
富山西 5V−2 津東 佐賀商 5V−0 安来
埼玉栄 5V−2 大分豊府 三島 5V−3 高崎商大付
・準々決勝
和歌山北 5V−1 聖霊女短大付 岩国工 5V−4 諫早商
富山西 5V−2 埼玉栄 三島 5V−0 佐賀商
・準決勝
和歌山北 5V−0 富山西 三島 5V−1 岩国工
・決勝 和歌山北 5V−2 三島
(和歌山北=東莉3勝、福塚2敗、東晟2勝)
(三島=登尾早1勝2敗、村上1勝1敗、白峰2敗)
(和歌山北は2年ぶり3度目の優勝)
というわけで、皆様お疲れ様でした。