五輪メダリストの太田雄貴選手らを育てたフェンシング元日本代表監督の江村宏二さん(56)が、五輪を戦った経験を持つ専門スタッフを集め、選手強化をサポートする事業を始めた。
江村さんは昨年11月、「株式会社エクスドリーム・スポーツ」(東京都北区)を設立。近代5種、バスケットの元日本代表監督がスタッフに名を連ねる。ほかにも、五輪選手を支援したことがあるフィジカルコーチ、メンタルコーチ、医療スタッフ、管理栄養士をそろえ、「各競技のごく一部のトップ選手しか受けられなかった高いレベルの強化プログラムを有償で提供していきたい」という。
さっそく引き合いもある。2020年東京五輪に在学生・卒業生を20人出場させることなどを目標にスポーツ振興を進める中大は、今年からエクスドリーム社と業務委託契約を結んだ。国際大会に出場した実績を持つ強化指定選手が、同社の管理栄養士とフィジカルトレーナーの指導を受けられるようにした。
埼玉県川口市に今年開校した通信制の星槎国際高校川口キャンパスは、来年から始まるアスリートキャリアプログラムで同社と提携。カリキュラムの一部を任せるほか、近代5種とフェンシングのチームを作って重点的に強化する計画だ。現在、全国高校総体(インターハイ)では近代5種を実施しておらず、高校チームは全国初となるという。(朝日)
ちなみに、星槎国際高校川口キャンパスのサイトを見ると、フェンシングのエペ・サーブルの練習が可能、とある。
エペ・サーブルに特化するのかね?しかし、エクスドリーム社がこの夏星槎国際高校川口キャンパスで行うSTEPSサマーキャンプでは、千田健太氏らを招聘し、フルーレ・エペを行うそうだ。