第72回国民体育大会 愛顔(えがお)つなぐえひめ国体は、9月30日にニンジニアスタジアム(愛媛県陸上競技場)にて総合開会式が行われる。
フェンシング競技は、伊予三島総合体育館(四国中央市)にて、10/1−4に開催。
速報はこちら。
で、愛媛新聞の煽り?記事だが。・・・千葉工大にフェンシング部ってあったの?!
国体、まな弟子の活躍信じる 三島フェンシングクラブ前代表・宮崎さん
2017年9月29日(金)(愛媛新聞)
四国中央市寒川町の通称「宮崎道場」。3年前まで地域の子どもが通う三島フェンシングクラブの練習場だった。自宅に造った約40畳の部屋からは、国内外で活躍する大勢の剣士が巣立った。門下生には愛媛国体に出場する選手も多い。
「道場主」は三島フェンシングクラブ前代表で県フェンシング協会理事長も務める宮崎邦宏さん(72)。約40年にわたって選手を育ててきた。宮崎さんは千葉工業大学でフェンシング部に所属し、国体にも17回出場。アーチェリーの選手としても出たことがある。
もともとは英語塾。1973年、あいさつをしっかりできるようにとの思いから競技も教え始めたところ、向上心旺盛な子どもらに応じる形で本格的に指導するようになった。
「アレ(始め)」「マルシエ(一歩前へ)」などとフランス語の号令が飛ぶ道場で、多い時は二十数人が一度に練習。屈伸やもも上げ、腹筋などの基礎練習を重視しながら、両手から繰り出す剣に対応させる独自の練習法で鍛え、国内屈指のジュニアチームに育て上げた。
三島高校の生徒で占める少年女子メンバーの村上万里亜さん(17)、登尾奈友さん(16)、種田悠希さん(15)は、いずれも5、6歳のころから宮崎道場で腕を磨いた。
登尾さんは「年上の人にどうしても勝てず、道場のカーテンにしがみついて泣いた記憶がある。楽しかった思い出とつらかった思い出が半々です」と振り返る。集大成と位置づける地元国体に「3人の絆を見せつける」と言い切る。
若手に引き継いでもらおうと、2014年春にクラブでの指導を教え子に譲った。練習場も四国中央市の体育館に移ったが、道場には今も教え子の賞状やトロフィーが並ぶ。汗や涙、思いが詰まった「勲章」を前に、宮崎さんは「目標を持ちまじめに取り組む子は、結果をしっかり残してきた。国体では自分を信じ、持てる力を精いっぱい出してほしい」と力を込めた。