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フェンシングの競技者増を スポーツ庁、推進事業委託

 スポーツ庁は21日、2020年東京五輪後も見据えて各競技団体の基盤強化とスポーツ産業の活性化を図る一環で、日本フェンシング協会に「スポーツビジネスイノベーション推進事業」を委託すると発表した。全国各地の体験型レジャーの予約サイトを運営する「アソビュー」(東京都)と連携し、競技者数を増やす共同事業として体験イベントなどを実施する。
 2月には応募者が、フェンシングの08年北京、12年ロンドン両五輪銀メダリストで日本協会の太田雄貴会長と対戦するイベントも企画。共同記者会見に出席した太田会長は「気軽に始められるような仕組みを作りたい」と述べた。(共同)


(プレスリリースより)
〈本取組のポイント〉
スポーツ庁では初となる、中央競技団体の経営基盤強化の支援事業
これまで中心に行ってきたスポーツの「競技力強化」のための支援から、スポーツを「産業」として発展させるという大きな施策転換の基、平成30年度から新たに始まった事業。
②スポーツ界のロールモデルを目指すフェンシング協会の次なる改革の一手
フェンシング競技を“見る”ものから“遊ぶ”ものに変えるべく取り組む新しい挑戦。
③民間企業を協業先として選定し、スポーツ×ITの新たな取組を実施体験予約サイトを運営する遊びの専門家アソビュー社と協業。競技のレジャー化を狙う。

〈取組の背景〉
スポーツ庁の『スポーツビジネスイノベーション推進事業』について
スポーツ庁ではこれまで「競技力強化」のための支援を中心に行っていましたが、スポーツを「産業」として発展させるという大きな施策転換の基、平成30年度は初めて、スポーツ振興の中核を担う中央競技団体の経営基盤強化、特に、競技の普及・マーケティングに係る取組を支援することとなりました。
経営基盤強化を支援するに当たっては、スポーツ界がよりオープンとなり、スポーツ界にはない外部の知見を活用することが重要であるため、本事業の実施に当たっては、「専門的知見・スキルを有する人材又は組織専門スキルを持つ人材又は組織」との連携が必須条件となっています。他競技団体が普及・マーケティングに取り組む際のモデルとなること、事業終了後も継続して取り組めるような民間企業と連携することが期待されています。

●フェンシング協会の課題について
フェンシング競技はアンケート結果※で、競技の認知者は99%以上いるが、競技の経験者は0.2%であるように、“「知っているし」「競技をしたことがある」人は少ない” 競技であると言えます。競技経験者が少ない原因の一部としては、そもそも体験できることを知らない・体験できる場所を知らない・競技が危なそう・怖そうなどがあります。
フェンシング競技のファン層を今後拡大するためには、競技を気軽に“遊んでみる”ことができる環境を用意し、みなさまにより身近に感じて頂く必要があります。

2月7日(木)渋谷キャストGARDENで開催される「フェンシングパーク produced by asoview!」で、フェンシング初心者が北京オリンピック銀メダリストの太田雄貴さんに挑戦できるイベントを開催! 詳しくはこちら。