現地時間2019年5月5日(日)にカリ(コロンビア)で開催された、フェンシング男子エペ グランプリ カリ大会にて、見延和靖選手(NEXUSホールディングス)が見事、優勝致しました。日本人選手のグランプリ大会2勝は日本フェンシング史上初となります。
見延選手はワールドカップ個人3勝、団体1勝に加え、本年3月のグランプリ ブダペスト大会でも優勝しており、日本人選手のグランプリ大会2勝は男女全種目通じて日本フェンシング史上初の快挙となります。
エペ種目の東京2020オリンピックに向けた選考レース初戦となった今大会は、決勝トーナメント初戦で世界ランキングトップ10選手の半分以上が敗退する波乱の展開となりました。その中で見延選手は接戦を制しながら勝ち上がり、準々決勝でCIMINI選手(イタリア)を15対13、準決勝でTULEN選手（オランダ）を15対10で破る快進撃を見せ、決勝ではZAWROTNIAK選手(ポーランド)を15対12で下し、見事優勝を手にしました。
なお今回の優勝により、大会前8位だった見延選手の世界ランキングは3位となる見込みです。
【見延選手コメント】
今回の優勝で、カテゴリーA大会(W杯)、グランプリ大会合わせて通算5度目の優勝を果たすことが出来ました。
今大会は立ち上がりが悪く、あまり調子が良いとは言えない状態でしたが、その中で立てた作戦がうまくはまって調子の悪さを補うことができ、今回の結果に結びついたと思います。
日本から寝ずに応援して下さった皆様や、アナリストのサポートがあっての結果だと思います。本当に感謝しています。
今回の結果でエペジーーンの皆にも火がついたと思うので、次は団体戦の優勝を勝ち取りたいと思います。
【参考:今後の大会スケジュール】
男子・女子フルーレ 5月17～19日 グランプリ 上海大会
男子エペ 5月17～19日 ワールドカップ パリ大会
女子エペ 5月17～19日 ワールドカップ ドバイ大会
男子サーブル 5月10～12日 ワールドカップ マドリード大会
女子サーブル 5月10～12日 ワールドカップ チュニジア大会
※男子エペ日本代表チームは現地より直接、合宿地（ウクライナ）に向かう。
というか、PR TIMESの記事へのリンクを、ＦＪＥのサイトから張った方が早くね？ｗ
そして、理想としては、各社がフェンシングを独自に取材してくれること。
◎男子エペＧＰ最終順位
1位見延和靖 NEXUSホールディングス
2位ZAWROTNIAK (POL)
3位TULEN (NED)
3位FICHERA (ITA)
24位山田優 (自衛隊体育学校)
36位加納虹輝 (早稲田大学)
50位坂本圭右 (自衛隊体育学校)
54位伊藤心 (自衛隊体育学校)
65位田尻航大 (中央大学)
80位宇山賢 (三菱電機)
88位増田陽人 (早稲田大学)
100位古俣聖 (中央大学)
147位村山健太郎 (法政大学)
154位安雅人 (早稲田大学)
◎女子エペＧＰ最終順位
1 SUN Yiwen(CHN)
2 NAVARRIA Mara( ITA)
3T POPESCU Ana Maria(ROU)
3T LEHIS Katrina(EST)
58 吉村美穂（同志社大学）
75T馬場晴菜（日本大学）
75T大石栞菜（山九株式会社）
94駒場みなみ（早稲田大学）
95佐藤希望（大垣共立銀行）
108山田里衣（株式会社なとり）
110才藤歩夢（株式会社マイナビ）
117黒木 夢（株式会社タマディック）
125古俣潮里（株式会社本間組）
133鈴木穂波（株式会社エスクリ）
141寺山珠樹（京都府立乙訓高等学校）
◎男子フルーレＷ杯個人戦
優勝 CASSARA(ITA)
2位 FOCONI(ITA)
3位 KLEIBRINK(GER)
3位 LE PECHOUX(FRA)
22位 伊藤拓真
30位 西藤俊哉
51位 安部慶輝
54位 上野優斗
58位 松山恭助
59位 三宅諒
77位 淡路卓
84位 敷根崇裕
108位 鈴村健太
129位 藤野大樹
156位 大石利樹
◎女子フルーレＷ杯
優勝 DERIGRAZOVA(RUS)
2位 IVANOVA(RUS)
3位 CIPRESSA(ITA)
3位 THIBUS(FRA)
15位 東晟良（日本体育大学）
18位 菊池小巻（セガサミーホールディングス株式会社）
38位 宮脇花綸（マイナビ）
52位 辻すみれ（朝日大学）
64位 柳岡はるか（ANA）
68位 上野優佳（SEISA）
74位 西岡詩穂（警視庁）
76位 阿部広美（警視庁）
82位 東莉央（日本体育大学）
119T位 久良知美帆（城北信用金庫）
123位 狩野愛巳（日清製粉グループ本社）
152T位 森千絢（日本大学）
