フェンシングつれづれ(RENEWAL)

フェンシングつれづれ

東京五輪・女子サーブル個人決勝

・女子サーブル個人準決勝
#61 Manon Brunet FRA(3) 13-15 POZDNIAKOVA Sofia ROC(17)
#62 Anna Marton HUN(5)   8-15 Sofya Velikaya ROC(2)

・3決 Manon Brunet FRA(3)15-6 Anna Marton HUN(5)

・決勝 POZDNIAKOVA Sofia ROC(17)15-11 Sofya Velikaya ROC(2)

「癒し系」の女性剣士、江村は3回戦敗退に悔し涙「もっともっと試合がしたかった」
[ 2021年7月26日 17:00 ]

 五輪の空気は特別だった。上位進出が期待された女子サーブル個人の江村美咲(22=立飛ホールディングス)は、3回戦でリオデジャネイロ五輪4位のブルネに完敗。つぶらな瞳から、熱い雫がとめどなく、こぼれ落ちた。
 「もっともっと試合がしたかった。悔しい気持ちが今は一番大きい」
 父・宏二さんはソウル五輪のフルーレ代表。母・孝枝さんも、エペで世界選手権に出場した名選手だった。中大を卒業した今年4月、日本フェンシング界初の「プロ宣言」。あえて自分を厳しい環境に置き、自国開催の五輪に臨んだ。
 ただ、江村の五輪は、まだ終わっていない。31日の団体戦へ向け、戦術面での対応を課題に挙げる。「本当にメダルは持って帰りたい」。癒し系のフェイスを引き締めた。涙の乾いた瞳には、新たな闘志が宿っていた。(スポニチ)

女子サーブル個人最終結(FIE)
1 96 POZDNIAKOVA Sofia 24 ROC
2 78 VELIKAYA Sofya 36 ROC
3 60 BRUNET Manon 25 FRA
4 54 MARTON Anna 26 HUN
5 42 ZAGUNIS Mariel 36 USA
6 42 QIAN Jiarui 29 CHN
7 42 NIKITINA Olga 22 ROC
8 42 DAYIBEKOVA Zaynab 18 UZB
13   24   江村 美咲   24
26   12   田村 紀佳   30
30   12   PEREZ MAURICE Maria Belen 36 ARG
33    6   青木 千佳   31

 余談。
アルゼンチンの女子フェンシング選手、敗戦後にコーチから求婚 東京五輪
2021.07.27 Tue posted at 12:09 JST(CNN)

 26日に行われた東京オリンピック(五輪)の女子フェンシングの試合で、アルゼンチンの選手が敗戦後にコーチからプロポーズされる一幕があった。

 マリアベレン・ペレスマウリセさん(36)は、コーチ兼パートナーのルーカス・ギレルモ・サウセドさんからのサプライズプロポーズを受け入れ、指輪とともに大会を後にすることになった。
 ペレスマウリセさんはこの日、女子サーブル個人でハンガリーのアンナ・マールトン選手に12対15で敗戦。試合後にインタビューを受けていたところ、サウセドさんがスペイン語で「私と結婚してください」と手書きした大きな紙を持って現れた。
 インターネット上で共有された動画には、ペレスマウリセさんが振り向いてメッセージを目にし、声を上げて即座にプロポーズを受け入れる様子が映っている。17年来のパートナーであるサウセドさんは片ひざをついていた。その後、2人は抱擁してキスを交わした。
 レスマウリセさんは「メディアから振り向いてと言われたら、彼が手紙を持っていた。頭が真っ白になった」と報道陣に語った。
 ペレスマウリセさんは2014年のパンアメリカン競技大会で金メダルを獲得し、12年のロンドン五輪や16年のリオデジャネイロ五輪にも出場した。婚約祝いにはブエノスアイレスで大々的にバーベキューをするつもりだ。
 サウセドさんは10年のフェンシング世界選手権の後にもパリでペレスマウリセさんに結婚を申し込んだものの、この時は「私はまだ若い」という理由で断られたという。