女子サーブル江村美咲が男女を通じて日本初の２連覇を達成！フェンシング世界選手権の勝ち上がり（2023年7月27日23時28分、日刊）
＜フェンシング：世界選手権＞◇27日◇第6日◇イタリア・ミラノ◇個人決勝トーナメント
女子サーブルの前回大会女王、江村美咲（24＝立飛ホールディングス）が男女を通じて日本勢初の2連覇を達成した。
決勝はギリシャ選手に15-11。最後は、相手の攻撃をかわしてからのカウンターが鮮やかに決まった。
準決勝もギリシャ選手に15－14で勝利。得意のロングアタックなどで10－7とリードした後、大接戦に。12－12、13－13、14－14と1点ずつを取り合って最終盤を迎え、最後のポイントを奪って緊迫の一本勝負を制した。
世界ランキング1位で予選免除。この日は1回戦から登場し、まずはウズベキスタン選手を15－9。2回戦で学生時代からのライバル高嶋理紗（24＝オリエンタル酵母工業）との日本人対決を15－7で勝ち切っていた。
3回戦もポーランド選手を15－5で一蹴。序盤こそ一進一退だったものの、4－4からの5連続、5－9からの6連続ポイントで一気に決めてベスト8。準々決勝も完勝だった。イタリア選手に2－3からの6連続ポイントで一気に前半戦を取るなど15－8で力の差を見せつけた。
福島史帆実（セプテーニ・ホールディングス）と尾崎世梨（法政大）は1回戦で敗れた。【木下淳】
女子サーブル個人：最終結果
1 80 EMURA Misaki 24 JPN
2 65 GEORGIADOU Despina 32 GRE
3 50 GKOUNTOURA Theodora 26 GRE
3 50 ILIEVA Yoana 22 BUL
5 35 BALZER Sara 28 FRA
6 35 APITHY-BRUNET Manon 27 FRA
7 35 CRISCIO Martina 29 ITA
8 35 YANG Hengyu 27 CHN
