東京五輪で金メダルを獲得したフェンシング男子エペ団体の主将、見延和靖が15日、テレビ朝日系で放送された「中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!」(後9・00)に出演。金メダルを一時、紛失し、大慌てしたことを明かした。
7月31日に日本フェンシング界悲願の金メダルを獲得。その翌日、関係各所へのあいさつ回りの時だった。一度練習場に集合後、団体メンバーらみんなでタクシーに同乗。会場に向かった。到着後、「あれ?」と異変に気付いたという。
「メダル結構重いんですけど、軽いんですよポケットが」。練習場に忘れたと思い、コーチらに電話して、探してもらったが、見つからず。「ウソでしょ?!」と大慌て。あいさつ回りでは、「金メダルを見せてください」と言われるとまずいため、「できるだけ(質問を)引っ張って引っ張って」と苦笑。すると、会場の奥の方でコーチたちがバタバタし始め、頭を下げるなどの様子とともに、「大きい〇(マル)が」見えたという。
「タクシーの中にあったらしいんですけど、別のお客さんが見つけて、それを届けてくれたみたいで」と危機一髪、タクシーの乗客がメダルを見つけて届けてくれたことを説明した。
届けてくれたのが誰なのか、分からないといい、「直接お礼を言いたい」と見延。無事にスタジオに持参した金メダルをカメラに見せながら、「本当に価値のある歴史的なメダルを落とす僕がバカなんですけど、拾ってくださって、届けてくださって本当にありがとうございます。できれば直接お礼を言いたいので、お礼を言わせてください。連絡いただければ、直接お礼させてください!本当にありがとうございました」と感謝とともに呼びかけていた。(デイリー)