独フェンシング連盟 W杯中止を発表 ロシアなど国際大会復帰で
2023年3月18日 10時17分
ドイツフェンシング連盟は、国際フェンシング連盟がロシアとベラルーシの選手の国際大会復帰を許可したことを受けて、5月に自国で開催する予定だったワールドカップの中止を決めたと発表しました。
ドイツフェンシング連盟はことし5月5日から2日間、自国で女子フルーレのワールドカップを開催する予定でした。
しかし、国際フェンシング連盟が今月の臨時総会でウクライナへの軍事侵攻により国際大会から除外されていたロシアとベラルーシの選手の4月下旬以降の復帰を許可したことを受けて、ドイツ連盟は16日、5月のワールドカップを中止することを決定し、国際連盟に通告したと発表しました。
ドイツフェンシング連盟のクラウディア・ボケル会長は「私たちはもっと違う結果を望んでいたという明確なメッセージを発信したい」と話しています。(3/18,NHK)
Tauberbischofsheim(タウバービショフスハイム)で、5/5,6に開催予定だった。
一方、
アジア・オリンピック評議会(OCA)は18日、バンコクでアスリートフォーラムを開き、ウクライナ侵攻を続けるロシアと同盟国ベラルーシの選手について、アジア大会(9月開幕、中国・杭州)を含む国際大会復帰への支持を確認した。
加盟43カ国・地域のオリンピック委員会の選手88人、小谷実可子OCAアスリート委員長らが出席。会合では「アスリートは自国政府の行為によって罰せられるべきではない」との結論に達した。ロシアとベラルーシの選手の国際大会復帰は条件付きとし、国旗や国のシンボルを使用せず「中立」の立場で参加し、両国の政府関係者は参加すべきではないとした。
小谷氏によると、アジア大会への両国選手の参加について、フセイン事務局長は格闘技などの対戦型競技やサッカーなど団体球技は想定せず、個人競技のみとし、3位以内に入ってもメダルは授与しないと話した。
国際オリンピック委員会(IOC)がロシアとベラルーシの選手の国際大会復帰を条件付きで検討する方針を示し、OCAはアジアでの競技会に両国選手が参加する機会を提案していた。3/19,(時事)
このOCAのアスリートフォーラムには、太田雄貴・FIE副会長も参加してたらしい(インスタのストーリーで見た)けど、そういう方針?そうしたら、当然ウクライナはボイコットするだろうし。
*確か、対戦相手の国籍・人種等を元で対戦拒否すると、ブラックカードが出るはず。元々このルールは、アパルトヘイトを想定して作られた(と、審判講習会で習った)。
格闘技などの対戦型競技やサッカーなど団体球技は想定せず
ということは、フェンシングは対象外、なのか?