フェンシングつれづれ(RENEWAL)

フェンシングつれづれ

ロシア問題で、W杯中止相次ぐ

ロシアがポーランドでのフェンシング大会不参加、条件に反発
2023年4月3日 11:05 発信地:モスクワ/ロシア

【4月3日 AFP】ロシア・フェンシング連盟(FFR)は2日、ポーランドで行われるパリ五輪予選を兼ねたW杯大会について、ウクライナ侵攻に反対しなければならないという条件を大会側が示したことを受け、選手を派遣しない意向を表明した。

 21日から始まる女子フルーレのW杯に向けて、ポーランド・フェンシング連盟(PZS)は、ウクライナ侵攻は「国際法と条約に対する明らかな違反」であり、ロシアとベラルーシの選手が参加する場合は「ウクライナでの戦争を支持しない」という声明文に署名しなければならないと発表。さらに「ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)政権と関係がない」こと、「ロシアとベラルーシの軍や国防組織に雇用されていない」ことを宣言する必要があると話していた。


→で、結局この大会は中止となった。
ポーランド・フェンシング連盟が5日、同国で今月下旬に開催予定だった女子フルーレのワールドカップ(W杯)はロシア、ベラルーシ選手が参加可能になったことを受けて中止すると発表した。ロイター通信が報じた。

国際フェンシング連盟は3月にウクライナ侵攻に伴い、国際大会から除外していた両国勢の復帰を認めた。だが、その後は欧州で反発が広がり、5月にフランス開催の男子エペのW杯などで中止が相次いでいる。〔日経/共同〕


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