パリパラリンピックの車いすフェンシング、男子エペ団体の1回戦で、日本はイタリアに34対45で敗れました。
日本は、加納慎太郎選手と藤田道宣選手、それに安直樹選手のメンバーで臨みました。
日本は序盤から相手にリードを広げられ、後半に安選手が追い上げましたが、その後、再び突き放されて、34対45で敗れました。(NHK)
日本は9位(10ヶ国参加)。
・3決 GBR 45V-28 POL
・決勝 CHN 45V-36 IRQ
爆弾で下半身まひのイラク選手、フェンシング団体銀メダル「スポーツは私の人生を変えた」
2024/09/09 23:46
【パリ=森井雄一】パリ・パラリンピックの車いすフェンシング男子エペ団体決勝が7日行われ、イラクは中国に敗れたものの銀メダルを獲得した。内戦状態に陥っていたイラク国内で負傷したアンマル・アリ選手(39)は「支えてくれた人たちのおかげでメダルが取れた」と喜んだ。
2003年のイラク戦争を経て、イラクではイスラム武装勢力によるテロや宗派間抗争が続き治安が悪化した。首都バグダッドで大工だったアリ選手は07年、出勤中に近くで起きた爆弾の爆発に巻き込まれ、下半身がまひ状態になった。
2年後にパラスポーツを知り、競技関係者の勧めで車いすフェンシングを始めた。素早さと集中力を必要とする競技にひかれ、のめり込んだ。「パラスポーツは私の人生を変えた」と振り返る。12年のロンドン大会でパラ初出場を果たすと、16年のリオデジャネイロ大会でエペ個人で銀メダルを獲得、イラクとしてこの種目初のメダリストになった。 今大会ではエペ個人で10位に終わり、不本意な結果が続いていた。最後の団体戦決勝で、中国選手相手にリードを許す苦しい展開となったが、長身を生かした果敢な突きでポイントを重ねる場面もあった。銀メダルを手にし、有終の美を飾った。(読売)
○女子エペ団体(参加9ヶ国)
・3決 THA 45V-40 FRA
・決勝 CHN 45V-37 UKR
というわけで閉幕。皆様お疲れ様でした。