フェンシングつれづれ(RENEWAL)

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三重県スポフェスで死亡事故

 10月2日午後0時20分ごろ、三重県立津東高校(津市)の武道場で、フェンシングの試合をしていた同市渋見町、県フェンシング協会理事長上谷幸人さん(55)の左脇の下に、対戦相手の男子高校生の剣が刺さった。
 上谷さんは病院に運ばれたが、出血性ショックで死亡した。防具の袖口から剣が入り込んだらしい。傷は深さ約15センチで、肺に達していた。
 津署の調べでは、上谷さんは対戦中、突然タイムをかけて座り込み、仰向けに倒れたという。剣は長さ1メートル04、直径0・7センチで、剣先は安全のために平らになっている。試合前に審判が双方の剣や防具を確認したが、異常はなかった。
 上谷さんは、三重スポーツフェスティバルのフェンシング競技のフルーレに出場中だった。フルーレは相手の胴体だけを攻撃する競技。上谷さんは全身を覆うユニホームの下に利き腕の左腕と肩、胸を守る防具をつけていたが、左腕を伸ばした際に、相手の剣が入ったらしい。
 上谷さんはフェンシング歴約40年で、1975年の三重国体の成年男子エペで優勝した。この日は競技委員長をしながら試合に出場していた。

 記事:読売新聞

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 とりあえず、菊。