フェンシングつれづれ(RENEWAL)

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インターハイ・各種報道

 googleのニュース検索でひっかかったネタを。

 フェンシング男子団体の松江工は、持ち前の果敢な攻めで前日の1回戦に続いて、この日の2回戦でも競り合いの末に勝ち上がったが、3回戦で清風(大阪)に1−5と思わぬ完敗を喫した。
 1回戦を5−4で勝ち上がった松江工は、2回戦では春の選抜大会の覇者で第1シードの開新(熊本)と対戦。
 「負けてもともと、思い切りぶつかろう」(蒲生主将)と臨んだ試合は、「相手がよく見え、すきを突いて攻めることができた」と話す曽根が機先を制す1勝をもぎ取った。これで勢いに乗って蒲生が2勝、曽根も計3勝を挙げ、5−4で金星を挙げた。
 だが続く清風戦は、一転して序盤から選手の動きが鋭さを欠き、激しく攻め込まれるなど流れに乗れないままだった。稲葉監督は「選手は2回戦で燃え尽き、気持ちの切り替えができなかった。勝てない相手ではなかったが」と激戦を制した後の気の緩みを悔やんだ。(山陰中央新聞)


・一戦一戦大切に 女子サーブル優勝・海部わかなの話
 優勝を意識せず、一戦一戦を大切に挑んだ。本当にうれしい。準決勝で優勝候補との接戦に勝てたのが大きな勝因。七日の団体も男女で優勝を決めて(廃校となる)大川東の有終の美を飾りたい。(四国新聞)

・団結力でつかんだ歓喜 フェンシング男子団体/埼玉栄
 2年生の大久(仙台FC出身)の突きが決まると、選手も土田監督もガッツポーズを繰り返した。男子団体の埼玉栄が実に17年ぶりに頂点に立った。土田監督は「タイトルを取りたかったし、取れて良かった」と笑顔を見せた。
 最大の難関は決勝。平安(京都)は3月の全国高校選抜大会準決勝で逆転負けした相手だ。リベンジの思いは強かっただろうが、体育館は地元・平安への応援一色。さらにフルーレを制した主将でエースの北川がまさかの2敗を喫し、2−3と後手に回った。
 だがここから嶋田、大久の2人がきっちりカバー。2人で3連勝し、一気に勝負を決めた。団体は2回戦から一つも負けなかった嶋田は、「絶対に勝つと言い聞かせて戦った」と胸を張った。
 今季は北川らジュニア時代から活躍する選手に加え、高校から競技を始めた嶋田と、個性豊かな実力者ぞろい。北川は「もう2位とかいらない。全員が優勝したい気持ちでまとまった」と団結力を勝因とした。
 チームを統括する千野総監督は、「土田監督は17年前の優勝メンバーだった。今度は監督として勝ってくれた。本当にうれしいね」としみじみしていた。(埼玉新聞)