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高校選抜

 FJEのサイトまだ出てないですけど、とりあえづ。
 時間があったらゆっくり記事検索したいですけど。

○全国高校選抜フェンシング

 男子 優勝:埼玉栄 準優勝:開新
 女子 優勝:埼玉栄 準優勝:同志社

埼玉栄が男女V 全国高校選抜/フェンシング(3/25 埼玉新聞)
 
 全国各地で12競技が行われ、新座総合体育館で実施されたフェンシングで埼玉栄が男女とも初優勝した。

試合通じチーム成長 女子・埼玉栄

 男子決勝が終了して数分後、エース草野が試合を決めると、選手たちは大粒の涙を流して喜び合った。女子の埼玉栄が初優勝。西村監督は「一人が駄目でも、助け合って戦えた。大会を通じ選手が成長してくれた」と総括した。

 優勝候補の筆頭だったが、楽な試合ばかりではなかった。同志社女(京都)との予選プール初戦では5−4で競り勝ったものの、昨年の関東高校大会を制した1年生中野がまさかの3敗。決勝トーナメントでは体調不良の影響もあってか、美萩野女(福岡)との準決勝ではエース草野が2敗を喫した。
 だが苦境に陥っても、簡単に崩れるチームではなかった。決勝トーナメントの4試合すべてで1番手の高橋が勝って勢いを呼ぶなど、互いにカバーし合って戦い抜いた。中野は「負けても先輩たちが取り返してくれたから、自分も気持ちを切り替えられた」と感謝しきり。主将の草野は「試合を通じていいチームになった」と成長を実感する。
 悲願達成したが、西村監督は「技術面も精神面もまだまだ。一から鍛え直さないと」と妥協を許さなかった。高校総体の初優勝という新たな目標に向け、チームは休むことなく走り続ける。

 土壇場の団結力 男子・埼玉栄

 過去3度、決勝に進みながらいずれもタイトルを逃してきた男子の埼玉栄がついに頂点をつかんだ。土田監督は「正直、優勝は考えてなかったが、選手たちが踏ん張った」と喜んだ。
 決勝トーナメントは確実に勝ち上がったが、2連覇を目指す開新(熊本)との決勝は苦しい試合だった。埼玉栄は先行逃げ切りオーダーを組んだにもかかわらず、鈴木、加藤が連敗を喫するなど、2―3と後手に回った。しかも相手はエース菊池を最後に置いており、優勝への絶対条件が3連勝と、追い詰められた。
 だがここから一人一人が奮起した。まず加藤が「僕が勝たないとチームは負ける。今までの負けは忘れ集中した」と攻めて追い付くと、大久、鈴木も勝って一気にタイトルを手繰り寄せた。大久は「一人が負けても全員で5勝できればいいと、みんなで言い合っていた」と力を込めるように、土壇場で埼玉栄の団結力と勝利への執着心の強さを見せつけた。
 昨夏の高校総体に続く優勝で、名実ともに追われる立場となった。だが課題も多く、「すぐに切り替えて練習です」と土田監督。勝利の余韻に浸る間もなく、今後を見つめた。

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