フェンシングつれづれ(RENEWAL)

フェンシングつれづれ(はてなダイアリーより移行中)

高校選抜


 女子の一関二は決勝トーナメント進出、男子の一関二と北上翔南は一次プール敗退。岩手日報

 ◆フェンシング 全国高校選抜第1日(22日、岩手・一関市総合体育館) 男女ともに出場した地元・一関二(岩手)は、女子が2勝1敗で2年ぶりに16強に進出した。初出場の男子は1勝2敗で予選敗退。東北勢では男子の川俣(福島)と合川(秋田)、女子の米沢東(山形)が予選を突破した。
 一関二が地元の期待にきっちり応えた。女子は大声援を後押しに、予選5組を2位通過。菅原佳奈子主将(2年)は「強い相手ばかりだったけど、気持ちで上回った」と胸を張った。初出場の男子は一歩及ばなかったが、強豪・鹿児島南から全国初勝利となる金星。東森友暉主将(2年)は「全国は近いと感じた」と手応えを口にした。
 昨年2月、学校の100周年記念事業でフランスへ約2週間遠征。エペ専門の地元チームと剣を交えた。日本で主体のフルーレと種目は違うが、世界の技を体感した。昨年までの女子監督で、今年は男子を率いた峯井直子監督(30)は「練習に自発性が出て、自信をつけた」と成果を強調した。
 勝ちたい理由があった。峯井監督が、4月1日付で一関市の桜町中へ異動。「先生に勝利をプレゼントしよう」(菅原)を合言葉に戦った。指揮官は「一生懸命、がんばったと思う。全国総体にも行ってほしい」と涙。女子は23日の決勝トーナメントへ進出。エース・沢奈津子(2年)は「優勝します」と力強く宣言した。(報知)