八代市は４日、同市鏡町出身で北京五輪フェンシング代表の久枝円(ひさがえまどか)さん（２９）（大阪市信用金庫）に市民栄誉賞を授与した。
久枝さんは初戦敗退したものの、アテネに続く五輪２大会連続出場を果たしたことや、昨年の全日本選手権女子個人サーブルで史上初の７連覇を達成したことなどの実績が評価された。
授与式は、市役所で行われ、市幹部職員らのほか、父正さん（５６）、母京子さん（５２）、県立氷川高時代にフェンシング部監督で恩師の本田泰隆教諭（現・済々黌高）も出席した。
坂田孝志市長は「市のスポーツ振興と、市民に希望と活力を与えた」とたたえ、賞状などのほか、「八代市からの金メダルです」と言って、市章とフェンシングの図柄の入ったメダルを贈った。
久枝さんは「すばらしい賞を頂き感激している。今後は指導者としてフェンシングの普及に努めたい」と謝辞を述べた。式後は、坂田市長らと庁舎前庭に、市の花・サクラを記念植樹した。
久枝さんは、１２月の全日本選手権の団体戦を最後に現役を引退、来年３月には勤務先も退社。婚約者の住む岐阜県でフェンシング教室を開く予定という。（読売）
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団体戦か・・・。個人は出ないのか？！
