フェンシングの2011年世界ジュニア・カデ選手権最終選考会を兼ねた第18回JOCジュニアオリンピックカップ大会第3日は9日、東京の駒沢オリンピック公園体育館であった。
カデ(14歳以上17歳未満)の男子フルーレ、女子エペ、同サーブルがあり、県勢は男子フルーレで大石利樹(豊府高)が優勝した。
=男 子=
【カデ】▽フルーレ決勝
大石(豊府高) 15−5 松山(ワセダクラブ)
諦めない執念
○…大石利樹(豊府高1年)が104人の頂点に立った。「カデで出場するのは今年が最後。絶対に優勝したかった。うれしい」と声を弾ませた。
最大のヤマ場は準決勝。相手を追う展開となったが、落ち着いた試合運びでポイントを重ね、最後に逆転した。
同校フェンシング部の窪田一真監督は「この日の9試合目となる決勝では足がつりそうだったが、動きを止めなかった。決して諦めないという執念を感じた」と褒めた。(大分合同新聞)