【ブダペスト=佐藤謙治】フェンシング女子フルーレのワールドカップ最終日は25日、ブダペストで団体戦が行われ、菅原智恵子(宮城ク)、池端花奈恵(京都ク)、平田京美(岐阜ク)、西岡詩穂(ネクサス)による日本は、初戦の2回戦でドイツに敗れたが、ロンドン五輪出場が確実となった。
団体の五輪出場権を決める世界ランキングを争う最終戦で、日本協会によると、アジア枠を争っていた中国を上回ることが確定したため。団体出場権獲得で個人戦の3枠も自動的に与えられる。(2012年3月25日18時48分 読売新聞)
日本は初戦の2回戦でドイツに敗れたが、五輪出場枠を争った中国も2回戦で米国に敗れたため。(3/25 19:13 MSN産経)
→最終結果
女子フルーレ ハンガリー/ブダペスト (参加17ヶ国)
1位 イタリア 2位 ロシア 3位 韓国 15位 日本
◆この結果、日本の女子フルーレはFIE団体ランキング9位。韓国がランキング3位で五輪出場権を得るため、ランキング11位の中国を上回った日本にも出場権が与えられる。
女子エペ フランス/サンモール (参加26ヶ国)
1位 ロシア 2位 米国 3位 ドイツ 8位 日本
◆この結果、日本の女子エペはFIE団体ランキング15位。アジア・オセアニアからは、2位の中国と5位の韓国が五輪出場権を得る。日本は団体での出場権獲得はならず、個人ランクでも香港・台湾よりランクが下のため出場権獲得ならず。
和歌山で開催されるアジア・オセアニア最終予選に1名が出場し、個人戦最後の1枠を争うことになる。