フェンシングつれづれ(RENEWAL)

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福井国体2日目

◎少年男子フルーレ
・7決 秋田 2-1 福井
・5決 宮城 2-0 鹿児島
・3決 岐阜 2-1 大分
・決勝 神奈川2-1 東京
(神奈川は10年ぶり4度目の優勝)

<昨年と同じメンバーで6年ぶり入賞果たす>
 フェンシング少年男子フルーレの宮城は鹿児島を下して5位となり、2012年大会以来6年ぶりの入賞。同じメンバーで1回戦負けだった昨年の雪辱を果たし、ハイタッチで喜びを分かち合った。
 2回戦で東北のライバルの秋田に勝って勢いが出た。1勝1敗で迎えた3人目の猪狩(仙台城南高2年)は3-4の劣勢から連続で2本奪い、チームの勝利を決めた。「足を使ったフェンシングができた。会心のプレー」と喜んだ。
 鹿児島戦で勝利した藤沢(同)は「全体的に内容が良くなくて2人に助けられた、来年はベスト4以上を目指す」と話した。村上(気仙沼高3年)は「国体4度目の出場で初めて賞状をもらえる。来年は成年で出場したい」と笑顔だった。
 千葉監督は「2年生の猪狩と藤沢を中心に来年は優勝できるチームをつくりたい」と意気込みを語った。(河北)

◎少年女子フルーレ
・7決 佐賀 2-1 愛媛
・5決 大分 2-0 岐阜
・3決 東京 2-1 和歌山
・決勝 京都 2-1 埼玉
(京都は初優勝)

<「重圧、判断の甘さあった」>
 3人一組で戦うフェンシング少年女子フルーレで宮城は2回戦で敗退。狩野監督は「昨年8位入賞だったので相手に警戒された。選手たちは持てる力を発揮した」とねぎらった。
 3チームによる総当たり戦で1勝1敗と粘ったが、突き数と被突き数の差で準々決勝進出を逃した。仙台青陵中教校1年の今野は「重圧がすごかった。判断の甘さなどがあった」と悔やんだ。気仙沼高3年の鈴木は「ミスからの失点が多かった。入賞して賞状が欲しかった」と肩を落とした。
 常盤木学園高3年のエース狩野は1回戦を含め4試合全勝。最後の試合は、3試合目で左肩を脱臼した痛みをこらえて勝利した。「チームがベスト8に残れなかったのは悔しい。本大会はレベルが高い」と語った。(河北)