日本フェンシング協会の太田雄貴会長は28日、新型コロナウイルスの感染状況次第で今年の全日本選手権を無観客で開催することも視野に入れていると明らかにした。「長期化すると(観客が)スタジアムに集まることは難しくなる。やり方を変えていくしかない。待ったなしだ」と述べた。
太田会長はこの日、スポーツ大会の価値などをテーマにしたオンラインの「HALF TIMEカンファレンス」に登壇した。昨年11月の全日本決勝で導入した剣先の軌道を可視化するシステムは「映像用に開発を進めたので配信との相性がばっちり」と指摘。ネット中継で寄付できる「投げ銭」の導入を検討課題に挙げ「選択肢は狭まるというよりも増える」とピンチを好機に捉えた。(サンスポ)
なお、2020年の全日本選手権は、
・個人戦 9/16-19 駒沢
9/26 渋谷公会堂 MS/WE/MF決勝
9/27 渋谷公会堂 WF/WS/ME決勝
LINE CUBE SHIBUYA
・団体戦 12/18-20 鳥羽 開催予定。