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男子エペW杯カザン大会に臨む日本代表

 先週末の男女サーブルに続き、今週末は男女エペの、東京五輪に向けた最終決戦。

 Epee of Kazan Kazan Expoにて開催される。

 大会は
3/19 男子エペ個人予選
3/20 女子エペ個人予選
3/21 男女エペ個人決勝まで
3/22 男女エペ団体T16まで
3/23 男女エペ団体決勝まで


<団体・個人>団体は参加30ヶ国、日本は世界ランク4位。
加納 虹輝 日本航空    22 65.000
見延 和靖 NEXUS   9 111.000
宇山 賢  三菱電機    17 76.000
山田 優  自衛隊体育学校 2 164.000

 山田は日本人(アジア人)個人最高位が既に決定している。

個人戦のみ>232人エントリー
古田 育男 中野建設   512 0.250
伊藤 心  自衛隊体育学校150 9.500
古俣 聖  本間組    230 5.500
増田 陽人 早稲田大   339 2.000
松本 龍  王子総合高
村上 仁紀 あおぞら病院 272 3.500

 但し、ここで注意しないといけないのは、上記のランキングには、2019年3月のアルゼンチン大会(日本は団体優勝)の結果が含まれている。
 東京五輪の出場ランキングは、この大会終了後の世界ランク(アルゼンチンが消え、今回のカザンが加わる)で決定するので、現行の世界ランク4位を維持するためには、優勝は必要条件となる。

<現在の世界ランク>1903
1当FRA 355 22
2当SUI 294 52
3当ITA 276 32
4当JPN 262 64
5当KOR 257 21
6当UKR 254 24
7 RUS 245 40
8 CHN 242 30
9 HUN 230 25
10当USA 194 28
11 KAZ 184 26
16当EGY 132 -

ポイントは優勝:64 2位:52 3位:40 4位:36
以下30,28,26,25,24,23,22,21,20,19,18
17位以下は8点


 五輪ランキングでは、韓国が5位となっており、これを抜くには、というか、韓国が優勝すれば、日本が準優勝しても逆転される。

 ただ、五輪の団体出場枠は、「世界ランク上位4ヶ国」+「各大陸上位1ヶ国(16位以上)」なので、仮に韓国に抜かれても、韓国が世界4位以上で、日本がアジア1位ならいい。

(2020年2月に書いた記事はこちら

 そもそも、この記事はある程度知っている人に向けて書いている。
 五輪の出場枠決定方法はこちらに。

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