現地時間2022年5月7日(土)にハンマメット(チュニジア)で開催された、フェンシング女子サーブル ワールドカップ チュニジア大会にて、江村美咲選手(立飛ホールディングス)が金メダル、小林かなえ選手(三重クラブ)が銅メダルを獲得致しました。女子サーブルのシニアワールドカップ優勝は日本初、シニア日本女子サーブルのワールドカップで2名が表彰台に上るのは2016年フランス大会以来の快挙となります。
今大会を世界ランキング14位で迎えた江村選手は、ベスト16で世界ランキング10位のGKOUNTOURA選手(ギリシャ)との接戦を制すると、準々決勝ではBAKASTOVA選手(ウクライナ)に圧勝。一方、世界ランキング122位で予選から勝ち上がった小林選手は、ベスト16で世界ランキング6位のPUSZTAI選手(ハンガリー)との接戦に15-13で勝利すると、準々決勝ではQUEROLI選手(フランス)に大逆転し、準決勝に進出しました。
準決勝では両選手が対戦し、15対12で江村選手が勝利。決勝でも世界ランキング9位のGEORGIADOU選手(ギリシャ)との接戦を15-13で勝ち切り、見事金メダルを獲得しました。(写真・両選手コメントはこちら)
ちなみに、俺は準々決勝の最後だけ見ていたんだが、小林の試合。14-13でリードして、押し出ししたかと思ったら、相手の見事なコントル決まる。しかし押し出しが早いか、コントルが早いかで協議。審判が何やらカードを小林に出した?!ブラックカード(=失格)?!と思ったら、審判機のスイッチだった。まぎらわしい。結局、押し出しが先で決まった。
(というか、押し出しって審判用語でなんというんだ?)
最終順位。この大会では、日本人が9名決勝トーナメントに残るなんて。
1 32 EMURA Misaki 23 JPN
2 26 GEORGIADOU Despina 30 GRE
3 20 APITHY-BRUNET Manon 26 FRA
3 20 KOBAYASHI Kanae 24 JPN
5 14 NOUTCHA Sarah 22 FRA
6 14 MARTIS Sabina 22 ROU
7 14 QUEROLI Caroline 23 FRA
8 14 BAKASTOVA Yuliia 25 UKR
21 高嶋 理沙 オリエンタル酵母工業
25 脇田 樹魅 日本女子体育大
35 福島 史帆実 セプテーニ
36 田村 紀佳 旭興業
56 向江 彩伽 城北信用金庫
62 佐野 佑衣 朝日大
63 尾崎 世梨 法政大
119 木村 毬乃 Kプロデュース
124 佐々木 陽菜 全日空