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飲酒運転で停職&高校生謹慎

 和歌山県教委は9月19日、飲食店で生徒の飲酒を容認し、自分も酒を飲んだ上で車を運転したとして、県教委スポーツ課の毛利亨副主査(30)を、同日付で停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。県教委の懲戒処分の基準では酒気帯び運転は「停職3カ月以上」としており、停職の中では最も重い処分とした。
 県教委によると、副主査は昨年の国体のフェンシング団体(成年男子)県代表選手。8月24日午後7時半ごろから、共に練習をしている県立高校(和歌山市内)のフェンシング部の生徒6人と和歌山市内の焼肉店で食事をした。その際、生徒から「お酒を飲んでもいいか」と尋ねられ「頼んでおけば」と容認。6人のうち5人がチューハイ1杯から数杯、副主査も中ジョッキ1杯を飲んだ。食事後、酔った女子生徒を自家用車に乗せ同級生の家に送った上で、市内の自宅に帰った。8月末に生徒が部の顧問に相談して発覚したという。
 副主査は昨年の夏季国体で、フェンシング団体が優勝した時のメンバーだが、30日から始まる国体の代表からは外された。すでに生徒は自宅謹慎、同校フェンシング部は1カ月間の対外試合禁止の処分を受けており、生徒6人のうち国体メンバーの4人は出場できる。副主査は「気持ちの甘さが不祥事を招いた」などと話しているという。
(9/20,紀伊新聞