フェンシングつれづれ(RENEWAL)

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全日本男子S団体

▽男子サーブル団体決勝
警視庁 45―39 日田市役所
(警視庁は2年連続37度目の優勝)

【大分国体】日田市役所が準優勝 男子団体サーブル(OITA GODO)

 2008年大分国体のリハーサル大会を兼ねた第60回全日本フェンシング選手権大会最終日は16日、日田市総合体育館であった。
 男女サーブル個人の準々決勝から決勝までと、男女サーブル団体が行われた。
 大分県勢は、男子個人で渡部達郎(日田市役所)が5位、日野和夫(同)は7位、女子個人で宮本裕子(大分クラブ)が7位に入った。団体は男子の日田市役所(渡部、日野、寺田)が準優勝、女子は大分クラブが4位入賞した。

高校生が善戦
 ○…大会には大分フェンシング界の将来を担う高校生も参加。サーブル団体では男子が津久見高、女子は豊府高が出場し、大学生らの胸を借りた。両チームとも1回戦で敗退したが善戦する場面もあり、「高校生にいじめられてるぞ」と選手にげきを飛ばす相手チームの関係者の姿もあった。津久見高の敷根裕一監督は「全国レベルのチームはさすがに厳しい」と実力差を実感した様子。豊府高の安東健司監督は「1月のJOC大会で上位入賞を狙いたい」と次の目標を語った。

得点のたび会場が沸く
 ○…男子サーブル団体。地元、日田市役所の準優勝に会場が沸いた。1回戦、準々決勝と大差をつけて順当に勝ち上がった日田市役所。準決勝で群馬クラブと1点を争う攻防を演じた場面では、日田市役所が得点を挙げるたびに観客席の市民らがガッツポーズと歓声。”4人目の選手”として、市民らが決勝進出をサポートした。
 決勝で惜敗したものの会場からは、ねぎらいの大きな拍手。大会実施本部長の石松雅彰副市長は「地元の声援に応えてよく頑張ってくれた」と職員の健闘をたたえていた。