ロンドン五輪のフェンシング女子エペに出場する福井県越前市村国3丁目出身の中野希望(のぞみ)選手(大垣共立銀行)を応援しようと、地元産食材をふんだんに使った限定メニューが登場した。中野選手が育ったスポーツ少年団も祝福と激励の横断幕を掲げるなど、出身地の応援ムードが日増しに高まっている。(岩渕善郎)
限定メニューは「五輪でカツうどん」と名付け、同市高瀬2丁目の「越前めん処 江戸屋」が考案した。うどんを素揚げにして剣に見立てたり、ゆで卵を天ぷらにしたマスク、大根とトマトで作った日の丸、中野選手の勝利を願うロースカツなど、フェンシングや中野選手を連想させる具材をたっぷり盛り込んだ。
地元産のトマトやカボチャ、ホウレンソウなどの野菜を麺に練り込み色をつけ、全体の色調が五輪マークを思わせる。野菜は日によって異なるという。冷たい麺、具材ともあっさりした味付けで食が進み、暑い夏に向けてぴったりの一品に仕上がった。29日から店のメニューに加え、ロンドン五輪が終了するまで販売する。値段は840円。
自身もフェンシング歴がある店主の栗塚明さん(42)は「中野選手にはぜひメダルをとってほしいし、フェンシングという競技がもっと広まれば」と話した。
一方、中野選手が幼少から剣道に励みフェンシングの下地を鍛えた国高剣道スポーツ少年団や同育成会・OBなどは、縦90センチ、横6メートルの横断幕を作り、同市国高2丁目の幹線道路沿いに掲げた。育成会の明珍武夫会長は「中野選手のようにスポーツを通して社会に貢献できるよう、今の子どもたちにも頑張ってほしい」と期待を寄せる。
中野選手の父・中野芳樹さん(57)は「応援をたくさんいただき本当にうれしい。一生懸命な姿を見てもらい、少しでも明るい話題を届けてほしい」と話している。(福井新聞)
五輪に向けて、この手の小ネタが多くなるのかな・・・。
あ、本当はロシアGPのネタも書かないといけないのかともw
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