・成年男子エペ2回戦第1プール 1位栃木 2位岡山 3位宮城
・成年女子サーブル1回戦第1プール 1位岐阜 2位富山 3位宮城
・少年男子フルーレ決勝
東京(松山恭介、敷根兄弟)2−0大分
(東京は8年ぶり2度目の優勝)
1位東京 2位大分 3位岐阜 4位福岡 5位神奈川 6位山口 7位茨城 8位和歌山
【東京国体】フェンシング少年男子フルーレ8年ぶりV 松山恭助選手 原点の場所で快挙「応援のおかげ」
2013.10.6 19:51、産経
東京国体は6日、各地で競技が行われた。台東区の台東リバーサイドスポーツセンター体育館でのフェンシング少年男子フルーレでは、東京が決勝で大分を2対0で破り、8年ぶり2度目の優勝を果たした。
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東京の優勝が決まり、チームメートと抱き合って喜んだ後、松山恭助選手(16)は家族らが詰めかけた応援席に向け、腕を突き上げた。「台東区出身でさまざまな方が応援してくれ、優勝したいという気持ちは人一倍強かった。優勝は応援のおかげです」
台東区立金竜小、区立駒形中と中学卒業まで地元の公立で学んだ。フェンシングを始めたのは4歳のとき。母の幸子さん(49)にすすめられ、兄の大助さん(18)と同じ区のスポーツ少年団に入った。今大会の会場となった台東リバーサイドスポーツセンター体育館は当時練習に励んだ原点の場所だ。
この日行われた準々決勝から決勝までの全試合で1番手として登場し、いずれも5対1で快勝。「一番初めに試合をするので雰囲気をつくらないといけないと思っていた」。その狙い通りチームに勢いを与え、優勝に貢献した。
台東区での快挙達成に、幸子さんは「地元の皆さんに喜んでいただいてよかった」。現在早稲田大学で競技を続ける大助さんも「自分ももっと頑張ろうと思わせてくれた。いい刺激になりました」と喜んだ。
高校2年の松山選手は現在、強豪として知られる中野区の東亜学園高に通う。1年のときに高校総体を制し、今年は連覇を果たした。北京五輪から2大会連続で銀メダルを獲得した日本だが、金メダルはまだない。7年後に開かれる東京五輪を見据え、フェンシング界期待の新星は「強気に金メダルを取りたい」と地元での活躍を誓った。
・成年女子フルーレ決勝
和歌山(和田、松本、九野)2−1群馬(吉澤、田村、上津)
(和歌山は2年連続11度目の優勝)
1位和歌山 2位群馬 3位山形 4位埼玉 5位熊本 6位北海道 7位香川 8位三重